アウディが国内2拠点目のEV充電スポット「Audi charging hub芝公園」をオープン！

2台同時に充電可能な最大出力150kWの蓄電池型急速充電器1基を設置

Audi charging hub芝公園（ACH芝公園）は、ドイツ・ニュルンベルクに2021年12月からサービス提供をしているAudi charging hub（ACH）のスタイルを踏襲した2階建てで、1階に2台同時に充電可能な最大出力150kWの蓄電池型急速充電器1基を設置し、2階には50㎡のラウンジを併設している。

ラウンジはアウディ車オーナーが利用可能で、充電を開始すると使用の携帯端末に2次元コードが配信され、その2次元コードを使って2Fのラウンジにアクセスすることができる。ラウンジでは充電時間を有意義に過ごせるプレミアム充電体験を提供する。

ACH芝公園に設置する急速充電器は、ACH紀尾井町と同様に、2023年に事業提携を結んだパワーエックス社製の「Hypercharger（ハイパーチャージャー）」を採用。2口の充電ポートを備え、最大出力は150kWで電気自動車2台を同時に充電できる。すべての電気自動車に対応（※）し、PCA（プレミアムチャージングアライアンス）メンバー以外のEVユーザーの利用には、パワーエックスのアプリをダウンロード後、ACHメンバーとしての会員登録が必要となる。
※充電器は充電規格「CHAdeMO 2.0.2」に対応。CHAdeMOアダプターは利用できない

PCAは加盟ブランド（現時点ではアウディ、フォルクスワーゲン、ポルシェ）のEVオーナー向けに提供する、90kWから150kW級出力のCHAdeMO規格急速充電器ネットワークを統合したプレミアム充電サービス。加盟ブランドのEVオーナーは、メンバーになると充電器の設置場所を問わず急速充電サービスを利用できる。アウディでは、国内では最速レベルの150kW出力の急速充電器を、e-tron販売店118拠点で119基の設置を完了。また、アウディのEV「e-tron」を新車で購入し、PCAに新規入会した方には、購入モデルにかかわらず最初の1年間の会員費および利用費が無料になる。

重い充電コードを地面に這わせずにスムーズに扱えるスイング式アームを日本初採用

アウディチャージングハブ芝公園｜Audi charging hub Sibakoen

今回、ACH芝公園オープンにあたり、スウィブルアームというスイング式アームが充電器上部に設置された。これは日本で初めて採用する設備で、これにより重量のある充電コードを地面に這わせる必要がなく、車両の充電口の位置に合わせてよりスムーズに動かすことができ、充電時のユーザーの負荷が軽減できる。これもヨーロッパでアウディが採用している技術（AUDI AG特許取得）のひとつである。

ACH芝公園は、日本最初の都市公園である芝公園や歴史ある増上寺、東京のシンボルである東京タワーなど、観光客が多く訪れるエリアに近接している。周辺には緑があふれ、オフィスビルや高層マンションも多いことから、さまざまな場面でEVユーザーに充電しやすい立地だ。

ちなみに、2024年4月にサービスを開始したACH紀尾井町では累計2500回以上の利用があり、そのうちの4割がPCA以外のEVユーザーだった。

今回のACH芝公園オープンによって、都市部における充電拠点の不足の解消と、急速充電による充電時間の短縮などのEVの課題解決に貢献。アウディは、EV購入へのさらなる動機づけとEV利用者の利便性向上につなげていく考えだ。

アウディチャージングハブ芝公園｜Audi charging hub Sibakoen

INFORMATION
Audi charging hub芝公園
所在地：東京都港区芝公園4-6-8
営業時間：24時間営業
定休日：年中無休
利用方法：充電器に設置の2次元コードをPCAアプリまたはスマートフォンのカメラで読み取ることで利用可能
利用料金：PCA月額会員は75円/分、PCA都度会員は200円/分 、Audi charging hub（ACH）会員は85円/kWh～（従量課金）
https://www.audi.jp/e-tron/charging/ach/