スバル、新型BEV「トレイルシーカー」と「ソルテラ」改良モデルを同時発表！ 米国で導入決定、日本には来る？【新車ニュース】
スバルは米国現地時間の4月16日、ニューヨーク国際オートショー2025で、新型バッテリーEV（BEV）の「トレイルシーカー」と、「ソルテラ」の改良モデルをワールドプレミアした。
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アウトドアシーンに適したトレイルシーカー
米スバル（スバル・オブ・アメリカ）は現地時間の4月16日、ニューヨーク国際オートショー2025にて、グローバルBEVラインナップ第2弾となる新型「トレイルシーカー」と、「ソルテラ」の改良モデルを世界初公開した。
トレイルシーカーのエクステリアは、BEVらしい先進性と、アウトドアにおける機能性や日常での使い勝手の良さを兼ね備えたアクティブでラギッドなデザインを採用。インテリアは、インパネ全体をすっきりとした横基調とし、広さを感じさせる居心地のよい開放的なデザインに仕上げた。
電池・充電性能では、74.7kWの大容量リチウムイオンバッテリーを採用し、航続距離は約260マイル（418km）以上を実現。急速充電前にバッテリー本体の温度を調整するバッテリープリコンディショニングを搭載することで、常温時や冷間時に関わらず短時間での充電を可能とし、BEVとしての高い実用性を確保したという。
走行性能では、前後に高出力モーターを搭載したことにより、システム最大出力375馬力を実現。BEVらしいリニアで伸びのある加速を提供することができる。
また、スバルが培ってきた技術を活かしたサスペンションや、電動パワーステアリングのセッティング、ドライバーとクルマの一体感を高めた新たなAWD制御の採用により、様々な路面でもドライバーが意のままに操れる走りを実現した。
使い勝手では、大容量で機能性を備えたカーゴルームを採用。また、積載性を高め、様々な用途に対応できるラダータイプの大型ルーフレールを採用した。
新型トレイルシーカーは、2026年以降スバルで生産し、米国市場で導入を予定している。
スバル トレイルシーカー｜Subaru Trailseeker（米国仕様）
より乗用車的に、航続距離が向上したソルテラ
2021年にデビューした「ソルテラ」の、今回の改良では、BEVとしての先進性と実用性にさらに磨きをかけたという。
エクステリアは、新意匠のヘッドランプとフロントバンパー、塗装を施したフロントとリアのアーチガーニッシュによって、都会的で洗練された上質なデザインを表現。発光式の六連星オーナメントと「SUBARU」ロゴの入ったリアゲートガーニッシュを採用することで、スバルブランドの存在感を強調している。インテリアは、インパネ全体でシンプルな横基調の造形を施した開放的なデザインに進化した。
スバル ソルテラ｜Subaru Solterra（米国仕様）
電池・充電性能では、リチウムイオンバッテリー容量を拡大することで、従来モデルに対し航続距離を約25%向上。バッテリープリコンディショニングの搭載により、充電量10%から80%までの急速充電時間が約30分となり、実用性を高めている。
走行性能では、高出力化したモーターにより、システム最大出力は233馬力へ向上。さらに新しく追加した「XT」グレードにはより高出力なモーターを搭載し、システム最大出力338馬力を実現して加速性能がアップした。
ソルテラ改良モデルは、米国市場で2025年中の導入を予定している。
スバル ソルテラ｜Subaru Solterra（米国仕様）
