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最終更新日:2025.03.21 公開日:2025.03.21

ルノー5ターボがBEVで復活! 新型スーパーハッチバック「5ターボ3E」は日本に来る!?【新車ニュース】

ルノーは3月17日、新型コンパクトハイパフォーマンスBEV「5(サンク)ターボ3E」をフランスで発表した。

文=細田 靖

写真=ルノー

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547ps/4800Nmを後輪を駆動

ルノー5ターボ3E|Renault 5 Turbo 3E

1980年代にラリーで活躍した小型ミッドシップスポーツモデルの「5ターボ」、そして「5ターボ2」が、BEVとして復活した。

ボディサイズは全長4.08×全幅2.03×全高1.38mで、ホイールベースは2.57m。カーボンボディや専用に改良されたアルミシャシーに加え、合計で最高出力402kW(547ps)、最大トルク4800Nm(489.5kgf-m)を発する2基のインホイールモーターを後輪に装備。

1450kgのボディを停止状態から100km/hまで3.5秒以下でこなす加速性能が与えられた。最高速は270km/hに届く。

ルノー5ターボ3E|Renault 5 Turbo 3E

ルノー5ターボ3E|Renault 5 Turbo 3E

アンダーフロアに搭載されるリチウムイオンバッテリーの容量は70kWhで、一充電航続距離は400km(WLTPモード)。

800Vシステムを採用し、350kWの急速充電では15%→80%をわずか15分で充電可能。普通充電では11kWに対応しており、0%→100%への充電は8時間。

電気自動車の「ミニスーパーカー」を創出

ルノー5ターボ3E|Renault 5 Turbo 3E

ルノーブランドのファブリス・カンボリーブCEOは、この新型BEVをこのように紹介する。

「5ターボ3Eで電気自動車の『ミニスーパーカー』という新しいカテゴリーを創り出すことで、ルノーブランドはこれまで常に推進してきた情熱と大胆さ、革新の精神を再び示しています。この活気に満ちた、興奮に満ちたモデルは、市場では前例のない、わずか4mの全長で最高のパフォーマンスと感覚を約束します。この車で、ルノーは電気自動車をさらに魅力的なものにし続け、あらゆるニーズとあらゆる要望に応えるソリューションを提供する能力をさらに拡大します」

新型「5ターボ3E」は、オリジナルの5ターボが発売された年にちなみ、世界で1980台が生産される予定。顧客への納車は2027年中に始まる見通しとのこと。

なお、今回の発表を受けてルノー・ジャポンは、同モデルを日本に導入する予定であることを明らかにした。詳細は決まり次第改めて発表される。

SPECIFICATIONS
ルノー5ターボ3E|Renault 5 Turbo 3E
ボディサイズ:全長4.08×全幅2.03×全高1.38m
ホイールベース:2.57m
車両重量:1450kg
モーター最高出力:402kW(547ps)
モーター最大トルク:4800Nm(489.5kgf-m)
駆動方式:RWD
バッテリー容量:70kWh
一充電走行距離:400km(WLTPモード)
0-100km/h加速:3.5秒以下
最高速度:270km/h

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