旧車やクラシックカーでラリーイベントに参加してみない?【コッパ ディ東京2024】━━ハッサンの「ワカモノ旧車オーナー探訪記」番外編 #03
全国のカーマニアを訪ね西へ東へ。カメライター、ハッサン(高桑秀典/53歳)の連載である「ワカモノ旧車オーナー探訪記」は番外編も展開しています。第3回目は、2024年11月23日(土・祝)に開催された「コッパ ディ東京2024」をご紹介。
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旧車好きな仲間たちと東京を走ってみよう!
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ハッサンこと高桑秀典(53歳)と、コ・ドライバーの米澤 徹くん(33歳)
記事の画像ギャラリーを見るSNSを通じてクルマ仲間と気軽に集まったり、走ったりできるようになったので、ワカモノが旧車を買ってみたものの、あまり乗る機会があまりない、遊び方が分からない……といったモッタイナイ状況が、ここ最近発生しづらくなった。
それはソレでイイことだが、いつも同じメンバーでつるんでしまいがちになり、これはコレでモッタイナイと思ったりもする。
そこでワカモノ旧車オーナーに提案したいのが、さまざまなクラシックカーが大挙して出走する「1Dayラリー」への参加だ。今回、筆者が愛車の水色号でエントリーしたコッパ ディ東京(今回が第18回目)なんて、特にオススメだ。
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2024年のコッパ ディ東京には、戦前から1970年代まで100台以上のクラシックカーが集った
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汐留イタリア街をスタート/ゴール地点し、東京駅、神田明神(交通安全のお祓いを受けた)、上野、雷門、柳橋(スタンプポイント)、国会議事堂、アルビス霞が関ショールーム(スタンプポイント)、東京タワー、増上寺というルートを走行する
線踏み競技って何だ?
世界の名車が一堂に会するこのイベントは、PC競技(Prove Cronometrateのことで、別名「線踏み競技」)と、都内でのツーリングをバランスよく楽しめるイベントとして知られており、毎回100台以上のクラシックカーがエントリーしている。
参加車の中には日本に一台しか存在しないようなレア車もいて、走る自動車博物館とも呼ばれたりしている。
ちなみに、線踏み競技と呼ばれることもあるPC競技は、決められた区間を主催者が設定したタイムで、いかに正確に走行することができるかを競うコンペティションのこと。
コッパ ディ東京のそれは初心者も楽しめる内容になっていて、クラシックカーラリーのベテランのみならず、数多くのビギナーもチャレンジしている。すべてのエントラントが思い思いのスタンスで楽しめる点が、コッパ ディ東京ならではの特徴だ。
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線踏み競技の計測は、路面に設置されたスタートラインを前輪が通過した瞬間に始まり、コ・ドライバーは秒数をカウントしながらゴールラインを目指す
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頭が動くとボディサイドに取り付けたマーキングを見る位置が変わるため、身体がブレないようにする工夫も必要
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ルートマップ上のコマ図を見つつ、ドライバーとコ・ドライバーが協力しながらPC競技の会場とスタンプポイントを巡っていく
イタリア街にクラシックカーが大集結
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汐留イタリア街に集った世界各国の名車たち
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ゼッケン60番は1968年式のバンディーニ1300サロンチーノ。日本に一台しか存在していないレア車だ
コッパ ディ東京は毎回、ヨーロッパの街並みかと見紛う雰囲気の建物が建ち並ぶ汐留イタリア街をスタート/ゴール地点としている。
主催者が用意したルートマップを見ながら競技会場とスタンプポイントとして設定された都内の観光名所を巡るという、お馴染みのプログラムで今回も実施されたが、エントラントはもちろん、沿道のギャラリーも貴重なクラシックカーが走る姿を堪能できたようで、最初から最後までみな笑顔だった。
1Dayで開催されるコッパ ディ東京のようなイベントでPC競技とチェックポイント認証による公道ラリーが楽しめたなら、今度は4日間ぐらいの規模で大々的に開催されている本格的なクラシックカーラリーにチャレンジしてみてもいいかもしれない(ナニゴトも経験だ)。
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古今東西のヒストリックカーが東京の名所を駆け抜けた
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ゴールまであと少し! 増上寺前を通過するハッサンの愛車、アルファロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)
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チェックポイントもすべて通過し、無事、完走できました!