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最終更新日:2025.01.30 公開日:2025.01.30

ジムニー初の5ドア! 新型スズキ「ジムニー ノマド」の魅力を発表会場からお届け!【新車ニュース】

待望のジムニー5ドア仕様がついに登場! スズキ新型「ジムニー ノマド」の魅力を発表会場から写真たっぷりでお届けします。

文と写真=KURU KURA編集部

写真=スズキ

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5ドア仕様の新型ジムニー ノマドと鈴木俊宏社長。1月30日の発表会場にて。

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シリーズ初の5ドアでファミリー需要を狙う

1月30日、新型ジムニーの発表会で登壇した鈴木俊宏社長は「このノマドという名前は、1990年に発売したエスクード ノマドから受け継いだもので、フランス語で“遊牧民”を意味します。たっぷりの荷物を積んで縦横無尽に走り回るクルマというイメージを投影しました」と語った。

ジムニー初の5ドアとして登場したノマドは「本格的な悪路走破性を持つ5ドア コンパクトクロカン 4×4」がコンセプト。シリーズ伝統の悪路走破性能を維持しながらも、リアドアの採用やホイールベースの延長などにより、後席の居住性や快適性の向上を実現させた4人乗りモデルだ。

スズキは3ドアモデル「ジムニー シエラ」の開発ターゲットを「ジムニーの性能を最大限に活用する“プロユース”層」とするならば、ジムニー ノマドのターゲットは「ジムニーの性能を日常生活で必要とする人たち」としている。

商品企画部でジムニー ノマドのデザインを統括した松島久記氏は、5ドア化された新型のエクステリアについて、ロングホイールベースによる伸びやかなサイドビューや、上質感のある専用グリルに注目して欲しい、とそのこだわりを語る。現行ジムニーでは初設定となる赤系のボディカラー「シズリングレッドメタリック」にも注目だ。なお、車両の詳細については、別項でモータージャーナリストの原アキラが解説している。そちらもぜひご覧いただきたい。

ジムニーノマドはジムニー シエラよりもホイールベースが340mm長くなり、その分全長も伸びて3890mmとなった。しかし間伸びした印象は受けなかった。

ジムニーは1970年に初代モデル(LJ10型)が登場してから、今年2025年で55周年の節目を迎えた。2024年10月には世界累計販売台数が350万台を超え、いまなお多くのユーザーから愛されている。今回、ファミリー層への訴求力が強い5ドアモデルが登場したことで、その人気は今後さらに高まりそうだ。

さて、気になるジムニー ノマドの価格だが、MTが265万1000円で、ATが275万円で、4月3日より販売開始する。目標販売台数は月間1200台を計画している。

ジムニー ノマドは、前後席の乗員間距離がジムニー シエラよりも後方に50mm、上方に20mm移動し、より自然な着座姿勢をとれるようになった。

ジムニー ノマドにはシエラと同じ1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載。

ジムニー ノマドのリアには「NOMADE」の専用エンブレム

スズキ ジムニー ノマド|Suzuki Jimny Nomade

ジムニー ノマド オプション装着車

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