ホンダから新型「レブル250」が登場! クラッチ操作不要タイプの追加設定で、さらに人気アップ?
ホンダはクルーザーモデル「Rebel(レブル)250」の一部仕様変更を行い、1月30日(木)に発売することを発表した。また、クラッチ操作を不要とする新しい電子制御技術「Honda E-Clutch(Eクラッチ)」を搭載した「レブル250 Eクラッチ」と「レブル250 Sエディション Eクラッチ」を3月13日(木)に発売予定だ。
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大人気クルーザーモデルにEクラッチ搭載タイプを新設定
ホンダは1月17日、新型「レブル250」を発表した。今回の仕様変更では、ハンドル形状を見直すことでポジションの最適化を図ったほか、長時間のライディングも楽しめるようにシート内部の素材を変更し快適性を向上させている。
また今回、クラッチ操作を電子制御化する新技術「Honda E-Clutch」を搭載した「レブル250 Eクラッチ」と「レブル250 Sエディション Eクラッチ」の2モデルを追加設定。発時進、変速時、停止時に発生するクラッチ操作を自動制御とすることで、ライダーの負担を軽減する。おもしろいのは、Honda E-ClutchはATではなく、車体には一般的なMTバイクと同様にクラッチレバーが付いており、必要になればこれまで通りのマニュアル操作も楽しむこともできることだ。レブルのような初心者のライダーからベテランライダーまでが愉しむクルーザータイプのバイクとは相性が良さそうだ。
レブル250のカラーは、「マットディムグレーメタリック」の1色のみ。レブル250 Eクラッチは「マットガンパウダーブラックメタリック」と「マットフレスコブラウン」の2色、レブル250 Sエディション Eクラッチは「パールシャイニングブラック」と「パールカデットグレー」の2色がラインナップされる。
価格はレブル250が63万8000円、レブル250 Eクラッチが69万3000円、レブル250 Sエディション Eクラッチが73万1500円。年間販売計画台数はシリーズ合計で1万台を見込んでいる。また、今回の発表ではETC車載器(4万7960円)と、グリップヒーター(2万5300円)が純正アクセサリーとして新たに追加されている。
若者から新規ユーザーにリターンライダーまで、いま売れに売れているレブル250にEクラッチ搭載車が追加設定されたことで、まだまだレブル250の人気は続きそうだ。
SPECIFICATIONS
ホンダ レブル 250(Eクラッチ)|Honda Rebel 250(E-Clutch)
ボディサイズ:全長2205×全幅810×全高1090mm
シート高:690mm
車両重量:171kg(174kg)
エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
総排気量:249cc
最高出力:19kW(26PS)/9500rpm
最大トルク:22Nm(2.2kgf-m)/6500rpm
燃費:34.9km/L(WMTCモード)
燃料タンク容量:11L
変速機形式:常時噛合式6段リターン
価格(税込):63万8000円(69万3000円)