国沢光宏が選ぶ今年の1台は「トヨタ ランドクルーザー250」━━【若者はこれに乗れ! KURU KURAカー・オブ・ザ・イヤー2024-25】
日本を代表する著名モータージャーナリスト20名が、20代・30代の若者にオススメしたい今年いちばんのクルマを選出。新車・中古車問わず、いま購入できる車両の中から、国沢光宏が選んだベストカーを紹介しよう!
今年いちばんのクルマ
トヨタ ランドクルーザー 250|Toyota Land Cruiser 250
2024年は輸入車を含め新型車が30車種程度しか無かった。しかもフェラーリやランクル70、ミニキャブMiEVなど「普通の人にはすすめられませんね」という高価なモデルや特殊なモデルを除けば数車種しかないという状況。どれを選んでも「私の使い方には合わない」と言われそう。
ということで100%自分の趣味で選ばせて頂くならランクル250です。このジャンルのクルマの中では突出して魅力的。ホンキで欲しいと思っている。
ドライブデートしたいクルマ
ホンダ WR-V|Honda WR-V
全年齢を対象にするならクラウンスポーツあたりを推したいが、若い人ということになると高額過ぎる。というか、2024年に登場したクルマの中で、若い人でも買える価格帯のモデルってほとんどない。あってもデートカーというイメージじゃありません。
「20代だったら欲しいクルマ」と重なるけれどWR-Vを挙げておく。このクルマならスキーやスノボに行くもよし。海に行くもよし。コストコやイケアに買い物に行くもよし。
家族でお出かけしたいクルマ
ホンダ フリード|Honda Freed
常識的な選択になってしまうが、COTYを受賞したフリードなどいかがだろう。家族で使うのならやはり3列シート車が便利。加えてサイズ的にもちょうどいい感じ。燃費良く家計にやさしいし。もっといえば2024年に出たクルマの中でバランスの良い3列シート車ってフリードしかない。
ランクル250やCX-80も3列シート車ながら500万円出すのなら、ノアやヴォクシー、アルファード、ヴェルファイアの方が広くて使い勝手よいです。
運転が楽しいクルマ
ヒョンデ アイオニック ファイブ エヌ|Hyundai Ioniq 5 N
運転の楽しさでいえばヒョンデのアイオニック5Nが圧倒的なNo1ですね! というか、このクルマに試乗した自動車業界の皆さん、口を揃えて「やられた感があります」という。電気自動車でもワクワクするクルマ作りが出来ると言うこと。
具体的に説明しようとすると2000字くらい必要ながら、電気自動車なのに変速ショックあったりエンジン音が出たりする。そいつをオモチャに感じさせないのだから素晴らしい。
いま20代だったら欲しいクルマ
ホンダ WR-V|Honda WR-V
手頃な価格で買えるし、案外広いキャビンスペース持つWR-Vをプッシュしておく。しかも買うのなら一番安価な209万9000円のグレードですね。私も若い頃は「クルマ買うならベースグレード! そして自分好みの装備を付ける!」と決めてました。
カッコ良いオフロードタイヤを履かせたり、好みのディスプレイオ-ディオなど付けてやればお気に入りのクルマに仕上がると思う。
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