三重県の「北勢バイパス」、2024年度内に四日市の中心部まで開通! 通勤ラッシュの緩和にも期待。 【道路のニュース】
国土交通省中部地方整備局の北勢国道事務所が整備を進める国道1号「北勢バイパス」は、三重県四日市市と三重郡川越町を結ぶ南北軸のバイパスである。川越町(名古屋方面)から延長8.5kmが開通済みで、2024年度内には四日市市の中心部に向けて延長4.1kmの部分開通が予定されており、四日市中心部の渋滞緩和に地元の期待感も高い。
北勢バイパス、四日市の中心部まで延びる!
国道1号「北勢バイパス」は三重県四日市市から三重郡川越町に至る延長21kmの道路計画で、現在、名古屋市方面の川越町にある「みえ川越IC」から四日市市内の「日永八郷線」までの延長8.5kmは開通済み。今年度は国道1号「北勢バイパス」の日永八郷線~国道477号バイパス間(延長4.1km)の開通を予定している。これにより北勢バイパスはついに、名古屋市・桑名市方面から四日市市の中心部までがつながることになる。今回の開通で、国道1号と国道23号に集中していた車両を分散し、市内の混雑緩和を見込む。
北勢地域(三重県北部)は四日市港を中心に工業地帯が発達しており、通勤や業務のマイカーやトラックによる慢性的な渋滞が発生している。それだけに地域住民や工場関係者のバイパス整備に対する期待は高い。
北勢国道事務所によると、北勢バイパスの部分開通は、予定どおり今年度中の開通を目指しており、現時点で大きな遅れも報告されていないとのこと。
記事の画像ギャラリーを見る