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最終更新日:2024.11.01 公開日:2024.11.18

【関東】東京から日帰りで行ける! 穴場ドライブスポット8選

関東から日帰りで行ける距離にあるドライブスポットを紹介。忙しい日々のなかポッと空いてしまった週末の予定。いつも遊ぶ場所とは違うところに遊びに行きたいけれど、遠出するのもなかなか難しいもの。電車で行ける人気観光地は人も多いし…。そんなときにクルマがあったら、選択肢の幅が大きく広がります。これまでカエライフではさまざまな日帰りドライブ観光スポットを紹介してきました。今回の記事ではそのなかから東京、埼玉、群馬、山梨、神奈川、千葉、栃木、茨城の8箇所の厳選スポットをご紹介していきます。お出かけ先に悩んだときにぜひ参考にしてみてください。

文 =矢澤 拓

写真=KEI KATO(ヒャクマンボルト)、カエライフ編集部、 高山 諒(ヒャクマンボルト)、よねくら りょう

編集=矢澤 拓、TAC企画

ピンク色の狂気。岩下の新生姜ミュージアム(栃木県)

【関東】東京から日帰りで行ける! 穴場ドライブスポット8選

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SNSでも話題になった「岩下の新生姜ミュージアム」をご紹介します。施設全体が新生姜のピンク色で統一されており、ファンシーなのか狂気なのかわからないおもしろ空間が広がっています。上記画像は「新生姜の部屋」。棚の本のタイトルを見てもおわかりの通り、ギャグ要素も満載です。

施設内には、岩下の新生姜のこれまでのパッケージやヒストリーが見られるほか、新生姜色のギターやグランドピアノなど、さまざまなものが展示されています。フォトスポットも豪華絢爛。スライスした岩下の新生姜を200枚並べて4枚の天使の羽を表現した「岩下の新生姜ウイング」は「映え」という言葉を突き抜けています。

種類豊富な新生姜メニュー、トッピングの新生姜は食べ放題。

カフェ「CAFE NEW GINGER」では、すべてのメニューに岩下の新生姜が使われており、餃子までもピンク色。ここまで統一感があると逆に神々しくも思えてきてしまいます。

さらに「ジンジャー神社」というスポットでおみくじを引くと、バーチャルで現れる「生姜の神様」からお告げを聞くことできます。巡ったあとはミュージアムショップへ。岩下の新生姜の関連グッズや食品、オリジナルグッズも販売されているので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

近隣には温泉も多くあり、生姜で温まったあとにさらに温泉で温まる、なんて日帰りドライブも良いかもしれません。

<スポット詳細>
名称:岩下の新生姜ミュージアム
住所:栃木県栃木市本町1−25
都心からクルマで約80分
駐車場:第1〜4駐車場合計86台(無料)
営業時間:
施設 10:00~18:00
カフェ 11:00~18:00(L.O. 17:30)
料金:入館料無料
公式サイト:https://shinshoga-museum.com/

とにかくでかい! 牛久大仏(茨城県)

【関東】東京から日帰りで行ける! 穴場ドライブスポット8選

続いて紹介するのは茨城県の「日本一背の高い大仏」である牛久大仏。高さはなんと120m。青銅(ブロンズ)の立像としては世界一高い仏像としてギネス世界記録にも認定されています。「大仏」として最も有名なのは奈良の大仏「盧舎那大仏」だと思いますが、その高さは約15m。牛久大仏は大きさのスケールが違います。

クルマを走らせているとかなり遠くのほうから目に入ってきますが、森や山、ビルなど高いものがない場所に突如現れる異様な大きさの牛久大仏には、わかっていても思わず「でかい!」と思ってしまう迫力があります。

大仏の胸から世界を覗く…それにしても高い。

牛久大仏のなかはビルのようになっており、観覧することが可能です。いろいろな展示物が展示されていたり、極楽浄土が再現されていたりと見どころも満載です。さらに上の画像は牛久大仏の胸の部分にある小窓。大仏様の胸のなかから覗き見てみると、世界がいつもと違って見えてくるかもしれません。

関東には牛久大仏以外にも存在感のある大仏が点在しています。それぞれドライブで巡ることができますので、気になったらぜひ関東の大仏たちを巡ってみてはいかがでしょうか。

<スポット詳細>
名称:牛久大仏
住所:茨城県牛久市久野町2083
都心からクルマで約60分
駐車場:820台(無料)
営業時間:
3〜9月 平日AM9:30~PM5:00 土日祝AM9:30~PM5:30
10〜2月 平日AM9:30~PM4:30 土日祝AM9:30~PM4:30
料金:
大仏胎内を含むすべての拝観(セット割引) 大人800円 子ども(4才〜小学生)400円
庭園のみの拝観 大人500円 子ども(4才〜小学生)300円
※3歳以下のお子様は拝観料、庭園ともに無料
公式サイト:https://daibutu.net/

大迫力! 宮ヶ瀬ダム(神奈川県)

【関東】東京から日帰りで行ける! 穴場ドライブスポット8選

近ごろ、神社仏閣を巡るのと同じように、ダムを巡る人が増えていると言います。ダムは基本的に山奥にあり、電車など公共交通機関では行くことができず、クルマで巡るのが必須。そのため、ダム巡りをする人にはクルマ好きやバイク好きが多いそう。

今回紹介する宮ヶ瀬ダムは、神奈川県の生活用水のほとんどをカバーする水がめ、宮ヶ瀬湖にあります(宮ヶ瀬湖は宮ヶ瀬ダム建設によって生まれた人口湖)。2000年に完成し、およそ2,000,000立方メートルの水を支えています。高さは156mあり、東京タワーの展望台と同じくらいの高さ。すべてがコンクリートでできており、下から見たら一面コンクリートの壁です。これだけでもその規模感がわかるのではないでしょうか。

宮ヶ瀬ダムは日本のダムでも1、2を争うほど観光地化が進んでいて、超巨大なダム本体の上から下を覗くだけでなく、真下から見上げることもできます。さらにダム本体の内部にある一般開放されたエレベーターに乗って上と下を行き来することも可能です。

ケーブルカー同士のすれ違い。

工事中に資材運搬で使用していたものを改装した有料の観光用インクライン(ケーブルカー)が設置されており、こちらに乗ると、ダムを傍からゆっくり眺めながらダムの上と下を行き来することができます。

ダムは定期的に「観光放流」が行われており、タイミングよく出くわすと、高い位置から放流された水が落ちる勢いで風が巻き起こり、水しぶきも飛んできてずぶ濡れになるそう。規模の大きさに胸が躍ります。

この宮ヶ瀬ダムを見て、ダムにハマってしまう人もいるそうです。もし興味がわいたら、近場のダムを巡ってみるのもいいかも。

<スポット詳細>
名称:宮ヶ瀬ダム
住所:神奈川県愛甲郡愛川町半原字大沢5157
都心からクルマで約50分
駐車場:複数あり
営業時間:
展望台、エレベーター|9:00~17:15
料金:無料(駐車場からダムまでのアクセスに一部料金発生する乗り物などあり)
公式サイト:https://www.town.aikawa.kanagawa.jp/aikawa_kankoukyoukai/Experience_play/1497522521738.html

千葉フォルニア? 袖ケ浦海浜公園(千葉県)

【関東】東京から日帰りで行ける! 穴場ドライブスポット8選

海外旅行に行きたいけれど時間もお金もない、そんなときにおすすめしたいのが千葉県です。今回ご紹介する袖ケ浦海浜公園は、関東にいながら「カリフォルニア」を体験できるスポット。少し感傷に浸りたいとき、何も考えずにぼーっとしたいときにフラッとドライブしてみたい場所です。

袖ケ浦海浜公園近辺は「千葉フォルニア(袖フォルニア)」とファンの間で呼ばれており、一時期はGoogleMapでもその名称で観光場所として表示されていました(2024年3月現在はその表示はなくなっています)。

千葉フォルニアは、車道のすぐ横にヤシの木が並んでいるため、降りずに車を走らせるだけでも楽しい。

車道のすぐそばにヤシの木が立ち並んでおり、その数は98本。その向こうに見える海。あまりにロケーションが良いためコマーシャルやミュージックビデオなどでも何度もロケ地として使われているそうです。クルマを走らせるだけでまるでカリフォルニアを走っているような気分になってきそうです。

この近辺が人気になり、観光地化も検討されていたそうですが、近辺が工業地帯でトラックの往来も多く駐車禁止。にも関わらず長時間路上駐車して撮影する人が多かったため、事故や苦情が多く発生していたこともあったとのこと。ルールを守ってカリフォルニアを体験するようにしましょう。

千葉県内には、カリフォルニア以外にも、フランスを体験できる観光地やハワイを体験できるホテルなど、手軽に海外旅行気分を味わえる場所があるそうです。フラッと海外旅行体験をするのにぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

<スポット詳細>
名称:袖ケ浦海浜公園
住所:千葉県袖ケ浦市南袖36
都心からクルマで約40分
駐車場:
A駐車場:普通車 212台/大型 5台
B駐車場:普通車 33台/障がい者用 1台
公式サイト:https://sodegaura-kaihinpark.com/

境内をクルマで回る。明治神宮(東京都)

【関東】東京から日帰りで行ける! 穴場ドライブスポット8選

最後にご紹介するのは、都内の方なら誰でもご存知の明治神宮。ですが、ただの明治神宮参拝ではありません。「車祓い(くるまばらい)」です。

車祓いとは、神社でクルマとドライバーが穢(けが)れをお祓いして交通安全を祈願する儀式のこと。神様にお祈りして安全運転を誓うことで事故を防ぎ、気持ちを引き締めて交通安全への意識をいっそう高めます。

個人で車祓いを受ける場合は、予約の必要はありません。新車を購入し、納車が終わって、そのままお祓いを受けにくる人も多いそうです。明治神宮の開門、閉門は「日の出と共に開門し、日の入りに合わせて閉門」となっているので、公式HPで大体の開門閉門時間を確認してみてください。

神社の「鎮守の森」に真っ赤なVEZELが映える。

明治神宮の境内にクルマで入ることはこの車祓いでしか基本的にはできません。明治神宮の境内「鎮守の杜」は、約100年前に作られた人工林でありながら自然林化されており、生態系が安定し手入れをしなくても自然淘汰によって環境が保たれる「永遠の森」として注目されています。そのような自然の森をクルマで通り抜け、お祓いを受けることができれば、交通安全祈願の効果はとても高そうです。

今乗っているクルマでまだ交通安全祈願をしていない方は、未体験の都内ドライブに行ってみるのもいいかもしれません。さらに詳しい参拝方法は以下の記事でご覧いただけます。

<スポット詳細>
名称:明治神宮
住所:東京都渋谷区代々木神園町1−1
都心からクルマで約10分
駐車場:約30台(無料)
営業時間:日の出と共に開門し、日の入りに合わせて閉門
料金:入場無料(車祓い5,000円〜)
公式サイト:https://www.meijijingu.or.jp/

あなたも関東日帰りドライブ旅をしてみては?

今回は8箇所の都心からクルマで行ける穴場スポットをご紹介しました。電車だけではなかなか行けなかったり、直線距離は近いのに遠回りになったりする場所も、クルマでは1〜2時間程度で行けることが関東ではとても多いです。

自家用車がなくても今ではレンタカーやカーシェアで気軽にクルマに乗ることができるようになりました。ぜひ次の空いている週末、クルマでお出かけしてみてはいかがでしょうか?

※この記事は、カエライフに2024年4月5日に掲載されたものです。

 

おでかけ情報に関して▼

施設によって営業時間の変更や休業の可能性があります。おでかけの際には公式HPでご確認ください。また、事前にお住まいの地域やお出かけ先の情報を確認し、ご計画をお願いいたします。

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