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最終更新日:2024.09.27 公開日:2024.09.26

ヤングタイマー好きな若者たちの熱量がスゴイ! 代官山T-SITEの自動車イベント「モーニングクルーズ」は参加枠が即完売も。

代官山T-SITEで恒例の人気自動車イベント「モーニング・クルーズ」が9月8日に開催された。第122回目となる今回は、35歳以下のクルマ好きが参加条件となる「YOKOHAMA Car Session(横浜カーセッション)」とのコラボ企画。60台分の参加枠は募集開始からわずか30分で完売! ちょっと古いクルマ「ヤングタイマー」に心惹かれる、今どきの若者たちを取材した。

文=渕野健太郎

写真=塚原孝顕

若者だらけのモーニングクルーズは大成功! 中央のクルマはいすゞ ピアッツァXE

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U-35のクルマ好きが大集合!

9月8日の早朝に行われた、代官山 T-SITEの恒例イベントである「モーニング・クルーズ」を取材してきました。代官山といえば東京でも屈指のおしゃれスポットですが、この T-SITE(蔦屋書店)がある旧山手通り沿いは、どこかロサンゼルスの高級住宅街を思わせる、都心だけど閑静なエリアです。

私もプライベートでたまにこのT-SITEに立ち寄るのですが、都心にも関わらず120台分の大きな平置き駐車場があるので、クルマでとても行きやすいんですね。普段でも、中々お目にかかれない高級車ばかりが並んでいるので、駐車場を見るだけでも楽しい所です。その大きな駐車場を生かしたイベントが、この「モーニング・クルーズ」です。モーニングクルーズとは、毎月第2日曜日に代官山T-SITE駐車場で開催されているクルマが好きな方々が集まるイベントで、普段から何かテーマを決めています。

第122回目の今回は、「YOKOHAMA Car Session(YCS)」とのコラボレーションで、35歳以下の若いクルマ好きが集まるイベントでした。このYCSとは、今年初めて横浜の赤レンガ倉庫でのイベントを開催しており、主催した3名はいずれも20代という、次世代のクルマ好きを牽引している人たちです。

YCS主催メンバーに話をお伺いすると「モーニングクルーズの参加は、敷居が高いと感じている人もいるかも知れませんが、赤レンガで開催したYOKOHAMA Car Sessionと同じように35歳以下なら若者でも参加しやすいと思い、この企画を提案しました。蓋を開けてみると、60台分あったイベント参加枠は、受付開始からわずか30分ですべて埋まりました」ということでした。

参加していたクルマは、初代シティやピアッツァなどのいわゆるヤングタイマーの他に、現行型メルセデスGクラスやボルボXC90などの高級車、ホンダのタイプRなどの走り系など、車種や年式、国も様々で、Z世代の多様性が見えた気がします。皆さんクルマを見たり、オーナー同士が話したりするだけでも楽しそうで、筆者世代の若い頃を思い出します。

早朝の開催にもかかわらず関東一円からクルマ好きが代官山に集まった

若者たちにもブッ刺さるホンダ シティとモトコンポの組み合わせ

第2回 YOKOHAMA Car Session開催が決定!

さて、モーニングクルーズの締めくくりに、YCSから「第2回 YOKOHAMA Car Session 」開催の発表がありました。

開催日時は2025年4月20日(日)で、会場は横浜赤レンガ倉庫。第1回では105台のクルマが集まったということですが、次回はさらにキャパを拡大して140台くらいは集めたいとのことです。はじめて参加する人や、過去に参加した人も複数台持ちの人には1回目とは違うクルマで参加してもらったり、なるべく新鮮な内容にする予定です。

今回のモーニングクルーズに参加できなかった人は、SNSからDMを送ったり、彼らに直接声をかけてくれると嬉しいとのことでした。このイベントは、皆さん思い思いにクルマとの生活を楽しんでいて、クルマそのものというよりは、ファッションやライフスタイルなど「彼らの生き方そのもの」が魅力であり、クルマファン拡大にも大きく寄与すると思います。

35歳以下と言わず、彼らが中高年になるまでぜひ続けて欲しいですね。

「YOKOHAMA Car Session(横浜カーセッション)」とは? メンバー3名の紹介記事はこちら

自分たちの愛車について真剣に話す若者たちって、ちょっといいよね

「第2回 YOKOHAMA Car Session 」の開催をアナウンスするYCSの後藤さん

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