JAF「身長150cm未満の子ども」はチャイルドシート使用を推奨! 6歳以上でもシートベルトが適切に機能しない危険性を指摘。
JAF(日本自動車連盟)は2024年9月12日、6歳以上でもシートベルトが適切に機能しない危険性があるとして、チャイルドシートの使用推奨目安を「150cm未満」に変更すると発表した。
チャイルドシートの使用推奨目安を150cm未満に引き上げ
JAF(日本自動車連盟)は2024年9月12日、車内での子どもの安全性をさらに高めるため、チャイルドシート(ジュニアシート)の使用推奨目安をこれまでの身長140cm未満から150cm未満に変更すると発表した。
変更した理由についてJAFは、道路交通法では6歳未満の子どもにチャイルドシートの使用が義務付けられているものの、6歳以上であっても子どもの体格によってはクルマのシートベルトが十分な効果を発揮できない場合があるため、と説明する。
チャイルドシート(ジュニアシート)の使用する場合は、シートベルトが首や腹部にかからず、正しい位置に装着されていることを必ず確認して欲しい、とJAFは呼びかけている。
なお、文部科学省が令和3年に実施した「学校保健統計調査」によれば、平均身長が150cmを超えるのは男女ともに12歳から。新たな使用推奨目安によって、車内の子どもの安全がさらに高まることに期待したい。
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