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最終更新日:2024.08.16 公開日:2024.08.16

マフラーのFUJITSUBOがアウトドアグッズを作った! スチーマーやBBQグリルなど個性光るデザインに

自動車のエグゾースト製品で知られるFUJITSUBO(藤壺技研工業)が、スチーマーやBBQグリルなどの“アウトドアグッズ”を展開している。マフラーやその周辺パーツを流用したユニークな製品を紹介しよう。

文と写真=KURU KURA編集部

マフラーそのままのスチーマーやタイコのBBQグリル

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FUJITSUBO(フジツボ)は、2024年6月28日(金)~6月30日(日)まで幕張メッセ(展示ホール9~11)で開催されたTOKYO OUTDOOR SHOW 2024に“アウトドアメーカー”として出展した。

FUJITSUBOが「アウトドアショー2024」で展示したのは、「SMITH SUSono」ブランドとして展開するBBQグリルやスチーマー、トングやプレートといった、これまで培った金属加工技術を用いた製品。ただし、単に金属板を加工するのではなく、FUJITSUBOらしくマフラーやその周辺パーツをそのまま流用したユニーク、かつクルマ好きにはたまらない製品群となっている。

左)BBQ STEAMAR 右)FIRE STOVE

「BBQ STEAMER」は楕円形をしたマフラーをそのまま縦にしたたようなステンレス製のスチーマー。調理中はフタについたテールパイプから湯気が出ることで、排気のように見えるという。そんな遊び心ある機能をもちながら、マフラーと同じステンレス(SUS304)を使用しているので、臭いが付きにくく丸洗いできるという実用性が高い製品だ。

左上)BBQ stove LONG 中下)Plate SMITH LOGO 右下)TITANIUM MAG CUP 右下のテーブル)BBQ table

マフラーのいわゆるタイコと呼ばれるサイレンサー部分を半分にして作った網焼きグリルは「BBQ stove」。本体だけでなく、中に敷くロストル(灰受けの網)や取手にもマフラー用の部品を使うこだわりようだ。フランジを利用したこの取手はボルトを介して接続することで熱を伝わりにくくしてあったり、網ずれがおきないように隅に突起がつけられていたりと、見た目のとは裏腹に、BBQグリルとしての性能も追及されている。

このほか、やはりタイコの側面部分の加工を応用した「プレート」は素材違いでステンレス製とチタン製に、それぞれSUSono銘入りとFUJITSUBO銘入りを用意し4種類で展開する。

チタンマグもマフラーがモチーフ

TITANIUM MUG CUP

アウトドアアアイテムの定番であるチタニウムマグも出品。チタン製のマグは他のアウトドアブランドからも多数発売されているが、FUJITSUBOらしく、マフラーの焼けを塗装で再現した美しい製品となっている。現在は3色で展開しているとのことで、自分好みの焼き色具合のマグを選ぶことができる。

BBQストーブの上に置かれているのが雷魚モチーフのチタン製トング

雷魚をモチーフにしたチタン製トングはサイズ違いで3種類。雷魚のシルエットに非常にこだわっており、単にサイズが違うだけではなく、たとえば顎の曲線が変えられているなど詳細にこだわったデザインとなっている。

アウトドアでもFUJITSUBO

東京アウトドアショー2024のFUJITSUBOブース

アウトドア好きの社員が作り始めたということで、FUJITSUBOらしいモチーフを採用しながら、どれも本格的な利用を前提とした製品として作られている。今後の製品展開にも期待したい。SMITH SUSonoの製品は、FUJITSUBO公式Webサイト、または楽天FUJITSUBO公式ストア にて販売中だ。

INFOMATION
FUJITSUBO(藤壺技研工業)
https://www.fujitsubo.co.jp/

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