レクサス、モリゾウの名を冠したLBXの高性能モデル「MORIZO RR」を発表! 100台限定で特別仕様車も。
レクサスは7月18日、新型「LBX MORIZO RR」を発表した。このモデルはトヨタの豊田章男会長の愛車として開発された注目の1台だが、どのような仕上がりなのだろうか?
「LBX MORIZO RR」は非日常の高揚感を味わえるハイパフォーマンスモデル!
レクサスは7月18日、同ブランドのコンパクトクロスオーバー「LBX」のハイパフォーマンスバージョン「LBX MORIZO RR」の注文受付を開始し、8月下旬ごろに販売すると発表した。
LBX MORIZO RRはその名の通り、マスタードライバーである“モリゾウ”ことトヨタの豊田章男会長やレーシングドライバーの佐々木雅弘選手が徹底的にクルマの基本素性を追求した1台。上質な走りと洗練されたデザインはそのままに、クルマとの対話を楽しみ、思わず笑みがあふれ、非日常の高揚感を味わえるハイパフォーマンスモデルとして開発が行われたモデルだという。
ボディサイズは全長4,190mm、全幅1,840mm、全高1,535mm、ホイールベース2,580mmで、ノーマルモデルより15mm広く10mm低い。車重はMTが1,440kg、ATが1,470kgとなっている。
搭載するエンジンは、「G16E-GTS」型1.6L直列3気筒インタークーラーターボで、最高出力224kW(304PS)/6,500rpm、最大トルク400Nm/3,250rpm〜4,600rpmを発生。レクサス初の6速iMT(インテリジェントマニュアルトランスミッション)、またはダイレクトシフト8ATを介した電子制御AWDによって、0-100km/h加速5.2秒を実現する。
「Bespoke Build」は100台限定で抽選販売! 受付は7月31日まで。
プラットフォームは、俊敏さと力強さを両立したスポーツAWDのために専用のものを開発した。さまざまな路面状況で高いコントロール性を実現するために、フロントアームに世界初のレスポンス向上減衰構造REDS(Respons-Enhancing Damping Structure)を採用。サーキットの限界走行での冷却、空力、運動性能を前提にした専用バンパー、グリル、19インチ鍛造ホイール、カラードのアーチモールとロッカーモール、低重心で走りを想起させるデュアルマフラーバッフルを装備した。
インテリアではアルミパッドを使用した各ペダル、しっかりと身体をサポートする表皮一体発泡構造の専用フロントシートなどを採用。その一方で、音や振動の発生源を抑制するための源流対策も欠かしていないのはレクサス車らしいところだ。
また、内装色、シート素材、ベルト色やステッチ等を選んでカスタマイズするオーダーメイドシステムの「Bespoke Build(ビスポークビルド)」にも対応。モリゾウのシグネチャーカラーであるイエローをあしらったブレーキキャリパーが専用アイテムとして設定されている。こちらは100台の抽選販売となり、申込期間は7月18日〜31日となっている。
価格はMT・ATともに650万円。Bespoke Buildは同じく720万円だ。
SPECIFICATIONS
レクサス LBX モリゾウ RR|Lexus LBX MORIZO RR
ボディサイズ:全長4,190×全幅1,840×全高1,535mm
ホイールベース:2,580mm
車両重量:1,440kg(MT)/1,470kg(AT)
エンジン:1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジン(G16E-GTS)
最高出力:224kW(304PS)/6,500rpm
最大トルク:400Nm(40.8kgfm)/3,250~4,600rpm
タイヤサイズ:235/45R19
0-100km/h加速:5.2秒
価格(税込み):MT・AT 650万円 / Bespoke Build 720万円