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最終更新日:2024.07.02 公開日:2024.07.02

その青看板は「105系」? まるで電車みたいな一般道の看板名がおもしろい!【知らなかった! 道路のトリビア】

○○系といえば「E233系」といった、電車の車両の「形式」を思い浮かべるかもしれないが、実は一般道の道路案内標識、通称「青看板」にも形式がある。あれは何系だ?

文=KURU KURA編集部

青看板○○系はよく見るあの道路案内!

都心の「青看板」。交差点前に目標地と方向を記載。(画像:(c) masyok - stock.adobe.com)

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一般道路に無数にある道路案内標識、通称「青看板」。青い看板に白い文字で目標地の経路(方面、方向、距離など)を示しており、ナビアプリの普及した昨今でも、そのわかりやすさと見やすさでドライバーの道案内として役立っている。

ちなみに一般道の案内標識には「経路案内」「地点案内」「付属施設案内」の3種類があり、青看板は「経路案内」にあたる。経路の他、国道番号(逆三角形でマニアには『おにぎり』といわれる)や都道府県道番号(六角形)も経路案内の標識だ。

道路法の施行後、道路案内標識は体系的に整備され、看板の色も白から青に変わり、様々な改良を経て現在のかたちとなった。

実は、この青看板の種類は「○○系」で分類されている。まるで電車のJR車両の「E233系」といった「形式」のようだが、いったい、どんな○○系なのだろうか?

■105系標識

道路案内標識の105系。方面、方向、距離をシンプルにまとめる。

105系は方面、方向、距離を案内する。2車線以下の道路の交差点手前に設置する。

■106系標識

道路案内標識の106系。方面と距離をわかりやすく案内する。

106系は方面と距離を案内する。設置するのは交差点を過ぎたところで、下から順に標識の設置箇所から近い地名が表示される。

■108系標識

道路案内標識の108系。方面と方向を案内する。情報量の多いものも多数存在。左が「予告案内」で右が「交差点案内」。

108系は方面と方向を案内する。交差点の前に設置しそこまでの距離を併記するものは「予告案内」、交差点に設置するものは「交差点案内」だ。同一方向に複数の地名が表示されている場合、左側あるいは上側に遠い地名が表示される。

普段、何気なく見ている青看板。複数の種類があるので、意識してみるとおもしろいかもしれない。

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