年収いくらで外車に乗れる? 輸入車好きへのアンケート調査で理想と現実のギャップが判明!
物価高騰が続く日本において、輸入車を所有するためのハードルはどれくらい高くなっているのだろうか? 買取サービス「外車王」を運営するカレント自動車が、輸入車に興味がある150人を対象に、年収に関するアンケート調査を実施した。その結果を紹介しよう。
輸入車オーナーはお金持ちのイメージ?
“外車に乗ることがひとつのステータス”。現在でもこのような価値観を持つ人はそれなりに多いのではないだろうか。しかし、それゆえ輸入車を購入するには金銭的に不安を感じる人もいるかもしれない。
そこで、輸入車専門の買取サービスを行う外車王が、輸入車に興味がある男女150名に対してアンケート調査を実施した。輸入車好きが想像する世の中の輸入車オーナーの平均年収と、実際の年収について結果を発表したので紹介しよう。
やはり、輸入車オーナーになるためには高収入が必須条件なのだろうか?
Q1.あなたが想像する輸入車オーナーの平均年収は?
この問いに対し、「700万〜1,000万円」と想像した人が39.9%で最多。次いで「1,000万円以上」が28.4%、「500万~700万円」が27.0%と続いている。
国税庁が実施した2022年の民間給与実態統計調査によると、日本人の平均給与は458万円とある。輸入車オーナーはこの水準より高い人が所有するものと、大半の回答者は考えているようだ。
輸入車オーナーの年収、実際はいくら?
Q2.輸入車オーナーであるあなたの年収はどのくらい?
この問いに対する回答は、「1,000万円以上」が29.5%で最多となった。次いで「700万~1,000万円」が24.8%、「500万~700万円」が22.8%という結果が出ている。
Q1のイメージでは「0~500万円」の年収で輸入車オーナーになれるとは考えた人は4.8%しかいなかった。だが実際には0~500万円の年収でも22.8%の人が輸入車を所有しているという結果が出たようだ。
年収帯によって所有する車種はどう違う?
Q3. あなたの所有している輸入車の車名を教えてください。
同じ輸入車でも、年収帯によって購入するクルマにどのような違いがあるのだろうか? Q2の回答者の中で、上位の年収帯の人たちが購入した車種の例は次の通りだ。
■年収 1,000万円以上
・メルセデスAMG GT 4ドアクーペ
・ランドローバー ディフェンダー
・ランドローバー レンジローバー スポーツ
・アウディ R8
・ポルシェ 911
・BMW X5
■年収 700万~1,000万円
・ポルシェ ボクスター
・アウディ Q2
・MINI ジョンクーパーワークス
なお、上位の年収帯では2台以上所有していたり、同じメーカーで複数台乗っているという回答も見られたそうだ。
今回の外車王のアンケート調査結果をまとめると、輸入車オーナーは日本の平均年収よりも高所得な人が多いが、平均給与を下回っていても所有している人は2割近くはいることがわかった。メーカー以外にも新・中古車などの条件で価格帯は大きく変動するが、「外車を持つ」ことに関してはそこまで高いハードルと身構える必要はなさそうだ。
■調査概要
・調査形式:自社調査
・調査対象:輸入車に興味のある男女150名
・調査期間:2024年5月28日〜6月10日
・調査方法:インターネット調査