70年代若者の象徴「ケンメリ・スカイライン」のミニカーが、大人のためのトミカから登場!
トミーテックは、1/64スケールミニカー“トミカリミテッド ヴィンテージNEO”シリーズから、「日産スカイライン 2000GT」の74年式の市販モデルと76年式パトロールカー仕様を2024年8月に発売する。70年代を彩った「ケンメリ」はやっぱり最高だ!
当時の若者を魅了した“ケンメリ・スカイライン”
トミーテックは、大人向けのディスプレイ用ミニカー「トミカリミテッド ヴィンテージ」シリーズを2004年から展開している。このシリーズは1/64スケールながら、金属製のボディとシャーシ、ゴム製のタイヤ、実車に近似したメッキ表現、ハンドル・シート・ダッシュボードといった細部や質感を高いレベルで再現し、多くのファンから支持されている。
■日産スカイライン 2000GT
4代目のスカイラインとして1972年に登場したC110型は、ロングノーズを強調したアメリカ車調のスタイルに変身。その後長く続く丸型テールランプは「スカG」のアイデンティティとなった。先代の「愛のスカイライン」に続く「ケンとメリーのスカイライン(通称:ケンメリ)」のCMコピーは大反響を呼び、相合傘をイメージしたロゴステッカーは人気を博した。中古車市場でも人気は衰えず、現在はヒストリックカーとして世界的に著名なクルマとなっている。ちなみにCMソングに起用されたフォークデュオBUZZ(バズ)の「ケンとメリー〜愛と風のように」のレコード売り上げは33万枚を超える大ヒットとなった。
トミカリミテッドヴィンテージNEOでは、4代目スカイライン2000GT系の4ドアセダンを2022年9月に発売しているが、今回は1974年頃のGT(市販車)と、後期型のパトカー仕様を展開。白のGTは当時のCMでも何度も登場しているので、手に取って眺めれば、当時の記憶が甦るのではないだろうか。
ケンメリ・スカイラインのパトカーは、スカイラインの中で初めてパトカーとして採用されたモデルで、当時は全国の所轄警察や交番などにも配備され、身近な存在だった。トミカリミテッドヴィンテージNEO では「西部警察」に登場した静岡県警仕様を過去に発売し、こちらも好評だったという。
市販車の2000GT 74年式は税込み価格3300円、パトカー仕様の2000GT 72年式は3630円で、どちらも発売は8月を予定。商品は一部の家電量販店のホビーコーナーや模型店でも扱われるが、人気モデルは予約でいっぱいになる可能性もある。確実に入手したい人はタカラトミーモールでオンライン予約がオススメだ。
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