小さいは正義だ！ レクサス史上最小の高級SUV「LBX」が登場。自分仕様のオーダーメイドも可能に
レクサス史上最小の新型SUV「LBX」が発売された。高級車の概念を変えるクラスレスコンパクトなラグジュアリーとは、一体どのようなものなのだろうか。
LBXってどんなクルマ？
レクサス LBX｜Lexus LBX
記事の画像ギャラリーを見るトヨタ自動車は11月9日、レクサスブランドの高級コンパクトSUV「LBX」を発表した。同日から注文を受け付け、発売は12月下旬を予定している。
新型「LBX」の車名は、「Lexus Breakthrough X（cross）-over」を意味したもので、「これまでの高級車の概念を変える、コンパクトながらも走りやデザインも上質であるサイズのヒエラルキーを超えたクルマをつくりたい」というブランドホルダーである豊田会長の想いをもとに、「本物を知る人が、素の自分に戻り気負いなく乗れるクルマ」を目指して開発したモデルという。
専用開発を施したGA-Bプラットフォームを採用したボディは、全長4,190mm、全幅1,825mm、全高1,545mm、ホイールベース2,580mmで、車重は1,310kg（E-Fourモデルは1,390kg）と軽量だ。
レクサス流のオーダーメイド
レクサス LBX｜Lexus LBX
「Premium Casual」をデザインコンセプトとするコンパクトなエクステリアは、新たなフロントフェイスとなる「ユニファイドスピンドル」と、大径のタイヤを組み合わせたダイナミックなプロポーションが特徴。インテリアはプレミアムにふさわしいしつらえに徹底的にこだわり、気負うことなくリラックスしてクルマとの一体感を楽しめる室内空間とした。
グレード体系では、ユーザーのライフスタイルや感性に寄り添ったクルマを提供したいという想いのもと、「5つの世界観」でバリエーションの広がりを表現した。国内仕様にはその中から、シンプルで洗練されたモダンな空間を演出するLBX “Cool”と、落ち着きと華やかさを両立するLBX“Relax”を先行導入する。
また、内装色、シート素材、刺繍パターンなどが選べ、豊富なバリエーションから唯一無二の1台を作り上げるオーダーメイドシステム“Bespoke Build”を採用したLBX“Bespole Build”モデル100台を抽選販売する予定で、こちらは11月9日から21日まで全国のレクサス店で受付し、当選者には販売店から連絡が来るという。
価格は460万円から
レクサス LBX｜Lexus LBX
パワートレインは最高出力67kW（91PS）、最大トルク120Nmを発生する1.5L直列3気筒エンジンと、69kW（94PS）/185Nmを発生するフロントモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用。E-Fourの4WDモデルでは5kW/52Nmを発生するリアモーターが加わる。
また、予防安全機能としては、先進の「Lexus Safety System＋」と快適な移動を支える「Lexus Teammate」を備えるほか12.3インチフル液晶メーターを採用するなどし、運転支援を拡充している。
価格は“Cool”が460万円（2WD）と486万円（E-Four）、“Relax”が460万円（2WD）と486万円（E-Four）、“Bespoke Build”が550万円（2WD）と576万円（E-Four）となっている。
レクサス LBX｜Lexus LBX
