地上10m以上、日本一長い水道橋が歩ける。荒川水管橋5月21日に見学会開催
5月21日、日本一長い水管橋、荒川水管橋の見学会が3年ぶりに開催される。見学会では、普段は立ち入ることができない水管橋に登り、往復400mの折り返しコースを歩いて楽しむことができる。
赤いアーチの水管橋上をウォーキング
埼玉県鴻巣市にある荒川水管橋は、全長が1100.95mと国内最長を誇る水管橋だ。行田浄水場で作った水道水を、荒川を越えて県北部地域に配水しており、近代水道百選にも選定されている。普段は立ち入ることができないが、県ではこれまで五度にわたって見学会を実施してきた。6回目となる今年は、「第12回こうのす花まつり」(5月7日~20日開催)期間中の21日に開催となる。費用等は無料。現地受付で予約などはできない。見学会の詳細については以下の通り。
【第6回荒川水管橋見学会 概要】
日時:2022年5月21日(土) 9時20分~16時(40分おきに出発)
受付時間:午前開催分 9時~、午後開催分 11時~
(1グループにつき定員40名)
受付場所:「コスモスアリーナふきあげ」前テント
場所:荒川水管橋(「コスモスアリーナふきあげ」の上流約1km)
内容:往復400m(折り返し)内を自由に見学
見学会では、高さ約10m以上の水管橋を歩く。足元は格子状となっているので、空洞から下が覗けるつくりになっているそうだ。さらに、かなたには秩父連山の稜線、足元には麦なでしことポピーの花畑を楽しむことができる。
さらに、花まつり会場から水管橋までの道のりでは、県営水道についてのクイズラリーも実施され、参加者には水道水を高度浄水処理したボトル水「彩の水だより」がプレゼントされるとのこと。受付開始時間は当日9時、受付場所は見学会と同じく「コスモスアリーナふきあげ」前。
雨天や強風時には、危険をともなうため中止となる場合があるという。足元が悪いため、サンダルやハイヒールなどの履物、スカートなど裾の長い服装での見学は不可。そのほか、子どもをおぶっての参加やペット同伴ができないなど、参加に際する注意点があるので事前に公式Webサイトで確認することをおすすめしたい。
なお、同時開催される「こうのす花まつり」は、「花のまち こうのす」をPRする一台イベントだ。会場は、日本一広い12.5haのポピー畑の「馬室(まむろ)会場(ポピー・ハッピースクエア)」、風情ある古民家や庭園を楽しめる「川里会場(花久の里)、「花の環」会員宅を公開する「鴻巣オープンガーデン」、花を栽培しているところを見学できる「花生産農家施設見学会。会場ごとに開催日は異なる。詳細については埼玉県公式Webサイト内「第12回こうのす花まつり」で確認可能だ。
埼玉県公式Webサイト「第6回荒川水管橋見学会」URL:https://www.pref.saitama.lg.jp/c1304/90d00-01yousui/suikankyo_20220521.html
埼玉県公式Webサイト「第12回こうのす花まつり」URL:https://www.city.kounosu.saitama.jp/kanko/event/1587521021493.html