新東名・伊勢原大山IC~新秦野ICが4月16日開通。未開通区間は1割に
E1A 新東名・伊勢原大山IC~新秦野ICが、4月16日に開通する。これにより、新東名は全体の約9割が開通。また秦野丹沢スマートICにくわえ、新秦野ICと国道246号とを結ぶ接続道路も同時に開通する。
全体の9割が開通。全開通まであと1割
E1A 新東名高速道路の伊勢原大山IC~新秦野IC間、延長約13kmが、4月16日15時に新たに開通する。
新東名は、すべて開通すれば、海老名南JCT~豊田東JCTを結ぶ高速道路となる。今回の開通で、海老名南JCT~新秦野IC間、新御殿場IC~豊田東JCT間と、E1 東名高速道路と新東名を結ぶ連絡路(清水連絡路、引佐連絡路)が開通し、残る区間は新秦野IC~新御殿場IC間のみ。ただしこの区間の開通時期は、工程精査中とのこと。
伊勢原大山IC~新秦野IC間は、本来6車線で計画されているが、まずは4車線で開通予定う。 また、同時に秦野丹沢スマートICも開通。上下線ともに出入可能で、車長12m以下のETC車載器を搭載した全車種が24時間利用できる。将来的には、ここに秦野丹沢SAができる予定という。さらに、新東名の新秦野ICと国道246号を接続するアクセス道路も同日に開通される。
今回の伊勢原大山IC~新秦野IC間の開通により、東京方面から丹沢表尾根や県立秦野戸川公園など観光地へのアクセス性が向上し、従来の所要時間と比べて約31分短縮される見込みだ。物流面においては、周辺にある大秦野工業団地や堀山下テクノパークから海老名JCTへの所要時間がそれぞれ約15分と約8分短縮されることから、生産性向上が期待されている。そして、さらなる企業立地を見据えて、土地区画整理事業の検討が進んでいるという。
【E1A 新東名・新秦野ICと主要IC間の距離と料金概要】
【E1東名】
厚木IC(20.4km):720円
横浜町田IC(35.7km):1210円
東京IC(55.4km):1850円
【E1A 新東名】
伊勢原大山(12.8km):510円
【E20 中央線】
八王子IC(60.5km):1960円
調布IC(78.6km):2550円
【C4圏央道】
相模原愛川(33.5km):1140円
(2022年4月15日 一部修正)