クルマ好きのあの人へ贈るバレンタインチョコレート5選
日頃の感謝や愛情の気持ちを込めて大切な人へ贈りものをする、2月の風物詩であるバレンタインデー。クルマ好きの人へ贈るのなら、ミニカー付きやクルマをかたどったチョコなどはいかがだろうか。本記事では、クルマ好きならきっと喜んでくれるユニークなチョコを5つ紹介しよう。
マイアーニ「イタリア製 フィアット・ミニカーセット」
イタリアのチョコレートメーカー「Majani(マイアーニ)」の歴史は古く、1796年にイタリアのボローニャで小さな菓子店としてスタートした。1867年のパリ万国博覧会、1873年のウィーン万国博覧会などをはじめ、世界中で広く評価され続けてきたマイアーニのチョコの中でも有名な商品といえば、イタリアを代表するカーブランドFIAT社公式のチョコ「クレミノフィアット」だ。
「クレミノフィアット」は、1911年にFIATタイプ4のリリースを祝うためにFIATから依頼を受けて作り上げたという歴史あるチョコで、バレンタインの時期に発売される「イタリア製 フィアット・ミニカーセット」は特に人気が高い。国民的アニメ「ルパン三世」の愛車としても名高いFIAT500のミニカーと、ロゴマークをあしらったオシャレなオリジナル缶も魅力のひとつだろう。ただし前述の通り、人気商品のため、残念ながらWeb販売での今年分は既に売り切れてしまっている。毎年発売されるセットなので、ぜひ来年のバレンタインデーの贈り物にしてはいかがだろうか。
モロゾフ「Beetle/ビートル」
1932年に日本で初めて、「バレンタインデーにチョコレートを贈る」というスタイルを紹介した「Morozoff(モロゾフ)」。日本におけるバレンタインデーの起源を作り出したといっても過言ではないモロゾフの期間限定人気商品のひとつが、フォルクスワーゲン社を代表する、通称「ビートル」とのコラボレーション商品だ。今年発売されるのは、ビートルやワーゲンバスのさまざまなシチュエーションをイメージした全11種。
旅の途中をイメージした「Travel Beetle-トラベルビートル-」は、リアキャリアにスーツケースが載ったミニカー付き。
「Beachside Beetle-ビーチサイドビートル-」は、カリフォルニアの海岸沿いに集うビートルやワーゲンバスをイメージしたアソートで、サーフボードを載せたレッドビートルのミニカーが付いてくる。
そのほか、革張りのスーツケースをイメージしたBOXや、ビートルのフロントトランクに搭載されている工具箱をモチーフにしたオリジナル缶に詰められた「Beetle/ビートル」チョコのラインナップは、見ているだけでワクワクしてくる。Webショップ限定商品もあるので、そちらも見逃せない。
マキィズ「車のチョコレート レーシングカー ビルドアップ(組み立てチョコ)」
神戸の老舗チョコレート店「MAQUI’S(マキィズ)」では、恐竜の化石型チョコ発掘セットや日本の一年の風情を絵札にした花札風チョコなど、一風変わったバレンタインチョコレートのラインナップが目を引く。F1カー型チョコ「レーシングカー ビルドアップ」も、そのラインナップのうちのひとつだ。
F1カーをモチーフにしたオリジナル缶の中には、マキィズオリジナルブレンドのチョコレートで作られた全長約13.2センチのボディと直径約2.3センチのタイヤが入っており、タイヤをボディ前後に取り付けることが可能。なんと、まるでピットクルーのように、F1カーを組み立てる楽しさも味わえる仕様となっているのだ。さらに、BOXカスタマイズ用のシールも封入されており、オリジナルBOXをシールでカスタマイズした後は小物入れなどとして使用することもできる。食べる前から食べた後まで楽しさがたっぷり詰まったチョコは、大人のF1ファンだけでなく、子どもにも喜ばれそうだ。
マキィズ「車のチョコレート レーシングジャケット」
F1ファンの人にはこちらもいかがだろうか。同じくマキィズの「レーシングジャケット」は、レーシングジャケット型BOXに、ステアリング、トロフィー、シャンパン、グローブ、ヘルメットのチョコレート6種が入っている。
ビターとミルク2つのフレーバーは、もちろんマキィズオリジナルブレンドのチョコレートを使用。レーシングカーのアパレルブランドをイメージしたこだわりのジャケット型BOXは、あえて袋に入れずそのまま渡してみてもインパクトがありそうだ。
タカラトミーアーツ「トミカ付きチョコ2022」
”ミニカー” といえば、トミカを思い浮かべる人は多いだろう。タカラトミーアーツでは、1970年に誕生してから長く愛されてきたトミカをチョコとセットにした「トミカ付きチョコ2022」を今年も販売している。
今年のラインナップは、マツダ車の中でも特に人気が高いクロスオーバーSUV型「マツダ CX-5」と、初めて全グレードがハイブリッド車になることでも話題を集めた「日産 スカイライン」の2種。スケールは1/66で、ギミックは前者がサスペンションと後部ドア開閉、後者がサスペンションとなっている。
どちらも、現行のトミカシリーズでは廃盤になった車種だが、この商品のおまけとして復活するという。コレクターはもちろん、子どもへのプレゼントにも喜ばれそうだ。
クルマやレースをモチーフにしたチョコを5つ紹介してきた。見て楽しんで、食べて美味しい。遊び心たっぷりのチョコレートは、きっと例年とは一味違ったバレンタインデーを演出してくれるのではないだろうか。