NEXCO西でリニューアルするSA・PA9か所を紹介。オープンは5月から順次予定
NEXCO西日本が、2021年度にリニューアルオープンを予定しているSA・PA9か所を公表した。全面改装や建て替えにより、飲食・ショップスペースの拡充などを行う予定だ。
建て替えによるショップスペースの拡大など
高速道路のSA・PAは、その地域ならではのグルメや土産を楽しめることも魅力のひとつだ。この度、NEXCO西日本では、管内にあるSA・PAをリニューアルするという。リニューアル予定の施設は、関西地区3か所、中国地区2か所、四国地区2か所、九州(関門)地区2か所の計9か所。詳細については、以下の通りだ。
【関西地区】
名神高速道路・桂川PA(上)全面改装
オープン予定:2021年5月(スナック)~秋(ショップ)順次オープン
京都観光前の休憩場所としてもおすすめのPA。日常から車旅まで、買い物・食事空間として、さまざまな休憩シーンに対応できるよう全面改装予定だ。
名神高速道路・桂川PA(下)全面改装
オープン予定:2021年5月(スナック)~冬(ショップ)順次オープン
京都の老舗銘菓も揃っているPA。全面改装により、飲食・ショップスペースを拡張し、さらに古都京都のおもてなしを体感できる店舗として生まれ変わる予定だ。
阪和自動車道・岸和田SA(下) 内部改装
オープン予定:2022年春
敷地内に、岸和田城をモチーフにしたという貯水槽があるSA。リニューアルでは、ショップスペースを拡大、フードコートメニューもさらに充実させていく予定だとか。内部改装なので瓦屋根が特徴的な外観は今後も楽しめそうだ。
【中国地区】
山陽自動車道・吉備SA(下) 全面改装
オープン予定:2021年夏
これまでにも、地元食材のメニューが楽しめることが魅力のひとつだった吉備SA。全面改装によりショップ、フードコートスペースが拡充され、さらなる吉備国の魅力発信エリアとしてリニューアルする。
中国自動車道・王司PA(下) 建て替え
オープン予定:2021年冬
ショップスペースの拡充により、バラエティに富んだ山口土産が楽しめるようになるという。王司PAの名物グルメ「肉うどん」は、味もそのままにリニューアル後も変わらず提供されるようなので、ぜひ新しくなった施設でも味わってみたい。
【四国地方】
高知自動車道・馬立PA(下) 建て替え
オープン予定:2021年秋
山あいの風景に調和したウッディな外観が特徴のSA。四国山脈の音が聞ける水琴窟(すいきんくつ)など、自然を楽しむことが出来る。リニューアルでは、飲食・ショッピングスペースを拡大する予定だ。
高知自動車道・立川PA(下) 建て替え
オープン予定:2021年秋
こちらも豊かな自然の中にあるSA。リニューアル後は、地元名産の木のぬくもりが感じられる空間に生まれ変わる予定だという。名物牛串「立川バーベキュー」は、リニューアル後のSAでも、ぜひ継続して欲しい一品だ。
【九州(関門)地区】
関門自動車道・めかりPA(上) 建て替え
オープン予定:2021年夏(トイレは秋)
関門海峡を間近に見ることができるSAで、昼夜ともに雄大な眺望を楽しむことができる。リニューアル後もロケーションはそのままに、九州一円の逸品も楽しめる施設として旅をサポートしてくれそうだ。
関門自動車道・壇之浦PA(下) 建て替え
オープン予定:2021年6月(トイレは夏)
壇之浦PAも、めかりPAと同じく関門橋を間近に望んだ圧巻のロケーションが楽しめる。リニューアル後も、九州への玄関口として、雄大な景色を楽しみながら、下関を中心とした地域の恵みを味わえる施設として注目したい。
西日本高速道路サービス・ホールディングスによると、いずれのSA・PAでも、改装期間中の駐車場とトイレの利用は可能とのこと。オープン時期やリニューアルの具体的な内容については、詳細が決まり次第順次公式Webサイトにて公開される予定だ。