クルマのある暮らしをもっと豊かに、もっと楽しく

Cars

最終更新日:2021.04.26 公開日:2021.04.26

名古屋環状2号線、5月1日開通。新JCTの進行方向に要注意!

2021年5月1日、名古屋環状2号線を構成する、C2 名古屋第二環状自動車道(名二環)の名古屋西JCT~飛島JCTが開通し全線開通を迎える。開通にともない、NEXCO中日本では、名古屋西JCTと飛島JCTでの走行に関する注意をWebサイトで呼びかけている。

記事の画像ギャラリーを見る

名古屋環状2号線・名古屋西JCT(2021年4月2日撮影) 写真提供:NEXCO中日本

地図上の進行方向と分岐が左右逆になる

名古屋環状2号線・飛島JCT(2021年4月2日撮影) 写真提供:NEXCO中日本

 C2 名古屋第二環状自動車道(名二環)は、名古屋環状2号線の多くを構成する延長54.3kmの高規格道路だ。交通分散による渋滞緩和や物流の効率化、地域防災力の向上などを目的に2009年に事業化、2012年に工事に着手してから整備が進められてきた。そして5月1日15時、ついに名古屋西JCT~飛鳥JCT(12.2km)の開通により、名二環は全線開通することになる。この全線開通に先立ち、NEXCO中日本では名古屋西JCTと飛島JCTにおける走行に関する注意を呼びかけている。というのも、どちらのジャンクションも少し注意しないと、間違った方向へ進んでしまう可能性があるからだ。

出典:NEXCO中日本

 まず、名古屋西JCTは、名二環および名古屋高速5号万場線、東名阪自動車道が交わる。これまでは、名二環から左へ名古屋高速、右へ東名阪自動車道に分岐していたが、名二環の開通によりこちらが主方向、いわゆる本線となる。

 つまり、名古屋高速や東名阪自動車道へ向かいたい場合は、名二環から一度分岐し、さらに分岐が続く構造になった。従来通り本線を走り続けると、名古屋高速や東名阪自動車道へは行けないので注意が必要だ。

出典:NEXCO中日本

 つぎに、伊勢湾岸自動車道との接続点となる飛島JCT。名二環本線から南方面に伊勢湾岸自動車道へ入る時、分岐は左側が四日市方面(東方向)、右側が豊田方面(西方向)で、道なりに迂回して各方面へ進む形となる。地図上では、東方向が豊田方面、西方向が四日市方面となっているため、JCTの分岐点とは左右逆になるので注意が必要だ。

 こちらも、通常の方向感覚で走っていると反対方向に行ってしまうので、標識を意識して運転する必要がある。また、開通間もない時期は、カーナビゲーションの地図データ更新前となり、地図上の情報が異なる場合もあるため、実際の標識をしっかり確認して走行するようにしよう。

記事の画像ギャラリーを見る

この記事をシェア

  

Campaign

応募はこちら!(12月1日まで)
応募はこちら!(12月1日まで)