中央道・多摩川橋の工事が2027年上期まで延長! 国立府中IC~八王子ICで車線シフト規制。
NEXCO中日本は、E20 中央道・国立府中IC~八王子IC間に位置する多摩川橋のリニューアル工事期間を延長すると発表した。同工事は当初、2023年5月で終了を予定していたが、追加作業が発生したため、2027年上期まで延長される。
中央道・国立府中IC~八王子ICの工事、2027年上期まで延長
NEXCO中日本は、E20 中央道・国立府中IC~八王子ICの多摩川橋で老朽化したコンクリート床版(※)のリニューアル工事を実施している。同工事は当初、2023年5月で終了を予定していたが、橋げたの補強量が見込みよりも増加。追加作業が発生したため、工事期間が2027年上期まで延長される。
【中央道・国立府中IC~八王子ICの規制概要】
期間:2021年5月29日~2027年上期まで(約6年間)
区間:中央道・国立府中IC~八王子IC 多摩川橋の前後を含む1kmの区間
規制内容:昼夜連続・車線シフト規制
※コンクリート床版とは、高速道路や橋梁などにおける床部分の土台となる部材のこと。
通行車両の荷重を受け止めて橋桁や橋脚に伝える重要な役割を果たしており、負荷のかかる部材でもある。
4車線を確保した車線シフト規制
今回の工事では、渋滞対策として、中央分離帯や路肩を活用し、4車線(上下線とも2車線)を確保したまま、作業が行える「車線シフト規制」を実施している。工事箇所は、路肩側や中央分離帯付近などと移動するが、それを避ける形で車線をシフトさせることで4車線を確保したまま工事が実施できる。なお、道路の幅員が狭い場所では、最高速度が時速50kmに規制されるため注意が必要だ。
NEXCO中日本によると、このリニューアル工事の進捗状況によっては、工事期間が短縮される場合もあるという。当該区間を利用予定のドライバーは、NEXCO中日本の大規模工事ポータルサイトなどで最新状況を確認してほしい。
大規模工事ポータルサイト
https://restriction.c-nexco.co.jp/