日本の道路の総延長はどれくらいの長さ? 【道路の雑学クイズ】
道路、標識、交通ルールなどには不思議がたくさん詰まっています。そんな、つい誰かに話したくなる日本の道路交通に関する雑学クイズを出題します。今回は、日本中の道路を一本につなぎ合わせたら、どのくらいの距離になる? という問題です。
【問題】
日本の道路の総延長はどのくらいの長さでしょうか?
※総延長は道路法に定められた高速自動車国道、一般国道、都道府県道、市町村道を合算した長さです。林道、農道などは含みません。
(1)約8万km
(2)約53万km
(3)約128万km
(4)約2242万km
【ヒント】地球を約32周もできちゃいます!
正解は、(3)約128万km でした!
2020年3月末時点での日本の道路の総延長は128万1793.6kmです。赤道を通って地球一周すると、4万75kmになるので、およそ32周分に相当します。こんなに長かったのですね!
ちなみに、道路の長さには「総延長」と「実延長」があります。どこが違うかというと、実延長は総延長から、重用延長、未供用延長、渡船延長※を除いた長さで、約123万kmと少し短くなります。現実に走れる道路の長さとしては、実延長の方が近いといえそうです。
※・重用延長:上級の路線に重複している区間
・未供用延長:路線は認定されているが、まだ供用開始の告示がされていない区間
・渡船延長:海上、河川、湖沼部分で渡船施設があり、道路法の規定に基づき供用開始されている区間
(出典:国土交通省 道路統計年報2021)