中央道・高井戸IC~八王子ICで5月8~26日まで夜間規制工事。最大11kmの渋滞に注意
NEXCO中日本は、5月8日~5月26日まで中央自動車道で集中工事に伴う夜間規制をすると発表した。車線規制に伴い、20時頃を中心に最大11km程度の渋滞が発生すると予測される。国道20号や東名への迂回方法と料金調整について解説する。
平日18~22時が混雑
NEXCO中日本は、傷んだ舗装面の補修工事などを集中的におこなうため、中央道・八王子IC~高井戸IC区間の上下線で夜間車線規制を実施する。期間は5月8日(月)~26日(月)で、時間帯は平日18時~翌6時で実施され、日中や土日の規制はない。工事は天候および作業進捗などにより、工事期間が短縮される場合があるという。
過去の工事では、18時~22時頃に混雑がみられ、上下線ともに通過所要時間が最大60分まで膨らむ瞬間があった。今回の車線規制でも、上下線ともに20時頃を中心に、最大11kmの渋滞が発生する見込みだ。利用時間の変更や国道20号などの迂回ルートの選択で所要時間が短縮できるので、検討したいところだ。
迂回ルートと料金調整
工事規制区間内の各IC(八王子、国立府中、府中スマート、稲城、調布、高井戸)を利用する場合、国道20号などの一般道へ迂回すればETC車限定で料金調整が行われる。
一般道への迂回のために指定ICを乗り継いだ場合の通行料金が、迂回せずに高速道路を連続利用した場合よりも高くならないように調整されるが、条件として、流出指定のIC、再流入指定のIC間を同じETCカードで3時間以内に乗り継ぐ必要がある。
中央道・八王子IC~高井戸ICでの料金調整が適用される指定ICは以下の通り。
■上り(新宿方面)
・八王子ICから流出し、国立府中ICから再流入
・国立府中ICから流出し、稲城ICから再流入
・府中スマートICから流出し、調布ICから再流入
■下り(名古屋方面)
・調布ICから流出し、府中スマートICから再流入
・稲城ICから流出し、国立府中ICから再流入
・国立府中ICから流出し、八王子ICから再流入
この区間をETC車で利用すれば、料金調整が適用される。工事を実施しない5月13~14日、20~21日は適用外だが、そもそも車線規制を解除しているので、迂回の必要はない。
また、山梨・長野方面、首都圏方面へ向かう、あるいは山梨・長野方面、首都圏方面から利用する場合は、圏央道を利用した東名への広域迂回もできる。以下の区間を利用して、東名高速・東京ICに迂回した場合は、全車種を対象に高井戸ICを利用した料金と同額に調整される。
■中央道
・相模湖東IC~小牧東IC
・都留IC~河口湖IC
■中部横断道
・白根IC~六郷IC
■長野道
・岡谷IC~安曇野IC
■圏央道
・高尾山IC~相模原愛川IC
上下線のどちらでも、土日を含む5月8日~5月27日の間、現金、ETCどちらでも料金調整が適用される。
交通規制開始時の注意点
交通規制開始時は、まだ規制帯のない本線上での作業が必要なことから、安全確保のため流入規制や低速走行規制が行われる。低速走行規制、流入規制中は情報板などで表示されるので、前方に注意して走行したい。流入規制を行うIC・規制時間は日によって変わるため、NEXCO中日本ドライバーズサイト、公式ツイッターなどで最新情報が発信されるので、運転前に確認しておきたい。
・NEXCO中日本 八王子支社 Twitter
Tweets by c_nexco_hachi
・NEXCO中日本【中央道集中工事(5/8~5/26)】
https://www.c-nexco.co.jp/topics/1543.html