歩行中の死傷者数、都内は7歳が最多! 警視庁が新1年生を見守る交通事故防止キャンペーンを実施
警視庁は、新入学児童等の交通事故防止に向けた取り組みとして「こども SAFETY ACTION」キャンペーンを4月6日から実施する。
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新入学児童の交通事故防止に向けて
警視庁は3月7日、今年の春に小学校へ入学する児童等の交通事故防止に向けた重点的な取り組みとして「こども SAFETY ACTION」キャンペーンを、4月6~15日までの10日間実施することを発表した。期間中は、通学路における新入学児童等の保護誘導活動を行うほか、通学路の安全を確保するため官民一体となった合同パトロールが行われる。また、歩行者の安全確保のため交通違反の指導取り締まりを強化するという。
事故に遭わないための対策は?
警視庁は1月に、都内歩行者年齢別死傷者数を発表した。それによると、2018~22年までの過去5年間の死傷数は、7歳が最多で475人だった。7歳は小学校に入学したことで、児童だけで登下校をしたり、学校が終わったあとには友達と遊びに出かけたりと、日に日に行動が活発になる。一方で、大人ほど交通ルールの理解ができていないと言われている。事故を未然に防ぐためにも、親子で交通ルールの再確認をすることが大切だ。
<道路を歩くときの約束>
- 道路を歩くときには、必ず信号を守ること
- 道路を横断するときには横断歩道を渡ること
- 絶対に飛び出しをしないこと