猫はなぜ交通事故に遭うのか、本音をインタビュー? 猫語を翻訳した実験結果に衝撃!
イエローハットは2月22日の猫の日に合わせて、全国交通にゃん全運動のキャンペーンを実施。猫に直接インタビューを行い、その結果を日本語に翻訳して検証する、前代未聞の試みを行った。猫はなぜ交通事故に遭うのか、猫から語られた真実とは?
猫への交通安全を呼びかける
カー用品専門店のイエローハットは、2月22日の猫の日に合わせ「イエローハット 全国交通にゃん全運動」のキャンペーンを実施した。1年間に交通事故に遭う猫は、全国で約34万頭以上と言われている。イエローハットはその状況を変えるため、2019年からさまざまな猫への啓もう活動を実施してきた。5年目となる今年は、当事者である猫に「なぜ交通事故に遭うのか?」を直接聞いてみる実験を行ったという。
なぜ事故に遭うのか、猫の本音とは?
猫は「なぜ交通事故に遭うのか?」を明らかにするため行われた実験では、クルマの交通量が多い道路の映像を猫に見せ、その声を収集。その後、猫語翻訳アプリ「にゃんトーク」を使用して日本語に翻訳した内容を、猫心理学者で麻布大学特別研究員の高木先生が考察するという方法で行われた。
その結果、映像を見た猫は「私はここよ、なでて」(考察:車にかまって欲しい)、「攻撃するよ!」(考察:車に勝負を挑もうとしている)など、思いもよらない言葉をクルマに発していることが判明した。どうやら猫はクルマの動きを見て、生き物だと感じ取っているのではないか、それが原因でクルマに飛び込んだりする可能性もあるということだった。
猫が交通事故に遭う理由は他にも
猫が交通事故に遭う理由は、今回の実験結果のほかにもさらに3つの理由があるという。1つ目は、放し飼いの猫や野良猫も少なくないが、こういった猫は車道を自由に行き来できるため事故の遭遇率が高いから。2つ目は、猫が持つ狩猟本能で鳥や虫を追いかけて車道に飛び出してしまうから。3つ目は、音や光に敏感な猫はクルマの前では身動きが取れなくなってしまうから。
猫は、機敏な動きでクルマも楽々と避けられそうなイメージがある。しかし、実際は生まれ持った本能から道路へ飛び出してきてしまう、交通事故に遭いやすい性質があるようだ。もしも猫が飛び出して来ても一時停止ができるように、日頃からゆとりある運転を心がけたい。