ガンダム、栃木の道路に現る! 新作マンホールカード全41種類が配布開始。
道路を彩る身近な芸術作品、マンホールをコレクションできると「マンホールカード」がいま人気だ。第18弾は、『機動戦士ガンダム』など41種類が新たに登場! 1月28日から全国の下水道関連施設や観光案内所等で配布される。
マンホールカードって?
普段利用する道路にも、アート作品は隠れている。マンホールの蓋が、近年路上アートとして注目されている。コレクションカードが各地で配布され、「マンホールカード」という名で人気を集めている。
マンホールカードは、GKP(下水道広報プラットフォーム)が企画、監修をしている。GKPには日本下水道協会をはじめ、さまざまな団体が参加し、下水道の価値を広めることなどを目的として活動をしている。
全国649の自治体や団体が、これまでに915種類のマンホールカードを製作している。総発行枚数は、なんと1000万枚近くに上る。カードの表面には、全国津々浦々さまざまなデザインのマンホールの蓋が印刷され、裏面にはその由来について詳しく記されている。
名所や人気キャラが図案に
マンホールの蓋は、全国各地でデザインが変わるご当地もの。これまでは県や市などの紋章をあしらったものが多かったが、最近はその土地の名所や名産品、所縁のあるキャラクターなどを描いたものが増えてきている。
観光地を訪れた際に見かけたマンホールも、コレクションカードになっているかもしれない。
カードはどこでゲットする?
1月28日から配布される第18弾のマンホールカードには、23自治体1団体が初参加。41種類の新たなマンホールカードが全国の下水道関連施設や観光案内所等で無料配布される。
栃木県壬生町では『機動戦士ガンダム』をデザインしたカードが配布されるほか、福島県三春町では国の天然記念物「三春滝桜」をデザインしたカードが配布される。
東京都小笠原村のマンホールカードでは、海で遊ぶザトウクジラをモチーフにしている。ホエールウォッチングを楽しめる小笠原ならではのデザインは、旅の思い出にもピッタリだ。気になる方は、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
第18弾のマンホールカード(全41種)
北海道(千歳市、当麻町、雄武町、足寄町)
宮城県
福島県(三春町)
茨城県(常陸大宮市、大洗町)
栃木県(さくら市、壬生町)
埼玉県(越谷市、入間市、志木市、桶川市)
千葉県(市川市、野田市)
東京都(国立市、福生市、小笠原村)
神奈川県(川崎市、茅ヶ崎市)
新潟県(長岡市、加茂市)
石川県(能登町)
長野県(上田市、佐久市、筑北村)
岐阜県(高山市)
愛知県(弥富市)
京都府(長岡京市)
大阪府(千早赤阪村)
兵庫県(洲本市、伊丹市)
岡山県(里圧町)
広島県(広島市)
福岡県(太宰府市)
宮崎県(日向市)
鹿児島県(南さつま市)
沖縄県(宜野湾市、宜野座村)
全国(UR都市機構)
資料提供=国土交通省、GKP、神奈川県相模原市、栃木県壬生町