東名・横浜町田IC(下)加速車線の延伸工事が完成!カラー舗装で渋滞緩和へ。
NEXCO中日本は、E1 東名高速道路・横浜町田IC(下)の加速車線の延伸工事が完成したと発表。11月19日(土)午前6時から運用を開始する。全国の高速道路の中でも有数の渋滞スポットに設けられた新たな渋滞対策とは。
東名・横浜町田IC(下)加速車線が500m延伸!
NEXCO中日本は、E1 東名高速道路・横浜町田IC(下)の加速車線の延伸工事が完成。11月19日(土)午前6時から運用開始すると発表した。今回、新たに運用されるのは、横浜町田IC(下)合流部に延伸された加速車線約500m。
これまで、当該箇所の合流部は、2車線ランプが本線の同一箇所で合流する構造となっていた。そのため、スムーズな加速がしにくく、速度低下や交通の乱れが生じて渋滞の一因となっていた。それを解決するため、2車線ランプの第1車線側を延伸。さらに青と赤のカラー舗装を1車線ごとに施し、2車線それぞれが別の箇所で合流する分離型の合流方法へと変更する。
カラー舗装で車線ごとのスムーズな合流を促す
具体的には、ランプの第1車線を青、第2車線を赤のカラー舗装へと変更。カラー舗装に従い、青色は延伸した加速車線部での合流を、赤色は手前部での合流を案内する。このようにカラー舗装に従い走行することで、それぞれの車線ごとにスムーズな合流を促すことで、合流部の渋滞緩和が期待されている。
1日平均13万台が通行することにくわえ、アップダウンが多いことなどから、全国の高速道路の中でも渋滞が激しい箇所として知られる東名高速・横浜IC~海老名JCT間。NEXCO中日本は現在、さらなる渋滞対策として大和トンネルより東京側の区間(上り線約2km、下り線約3km)において付加車線を設置するため、工事着手に向けた協議を継続しているという。