フェアレディZ、ホンダ T360、GT-Rなどの名車がミニカーに!「マッチボックス」から新登場。
ダイキャストミニカー界のパイオニア「マッチボックス」から、フェアレディZの輸出仕様(ダットサン280ZX)、ホンダT360、マツダMX-30など、新旧の日本の名車をモデルにしたミニカーシリーズ「マッチボックス ジャパンシリーズ アソート」が登場した。マッチ箱のようなレトロなパッケージに収められた6種類のミニカーを紹介しよう。
日本車をモデルにした「マッチボックス」が登場
ダイキャスト製のミニカー「マッチボックス」に、新旧の日本車をモデルにしたミニカーシリーズ「マッチボックス ジャパンシリーズ アソート」が登場した。
マッチボックスは、1953年にイギリスで誕生したダイキャストカー界のパイオニア。子どもが持ち運びできるようにするため、マッチ箱を模した小さなパッケージに小型のミニカーを収めて販売したのがブランド名の由来だ。
今回登場した「マッチボックス ジャパンシリーズ アソート」では、1970年代の日本で販売されていたという設定でデザインされたレトロなパッケージを採用している。気になるミニカーのラインナップを見てみよう。
ホンダ初の4輪自動車から最新のGT-R NISMOまでをラインナップ
1962 ホンダT360
「ホンダT360」は、バイクメーカーとして創業した、ホンダ”初”の4輪自動車として1963年に発売されたというエポックメイキングな1台。当時は一部の海外製高級スポーツカーにしか搭載例のなかったDOHCエンジンを、日本の量産車としては初めて採用。さらにそのエンジンを車体中央にマウントするなど、独創的なクルマとしても知られている。
ミニカーの「1962 ホンダT360」では、どこか愛らしい丸みを帯びたフォルムを忠実に再現。実車同様に、ヘッドランプを車体側に残したまま開閉するフロントフードに注目だ。
ダットサン 280 ZX
「ダットサン 280 ZX」は、1978年に発売された2代目フェアレディZ(輸出仕様名称:ダットサン280ZX)をモデルにしたミニカー。モデルとなった実車は、アメリカ市場で大ヒットした初代フェアレディZをフルモデルチェンジしたもの。当時人気のあった”マンハッタンカラー”と呼ばれる独特のラインで塗り分けられたツートンボディを再現している。
「S2000」は、ホンダの創業半世紀を祝うべく1998年に発表された2人乗りスポーツカー。専用設計の車体は、上から見るとフレームが「X」形状になっていて、オープンカーながら、非常に頑丈な車体が特徴。
今回販売される「2004 ホンダS2000」は、2003年以降に販売されたS2000の北米仕様をモデルにしたミニカー。エンジンフードが開閉するようになっていて、ミニカーでは珍しく、しっかりと採色されたエンジンを見ることができる豪華仕様だという。
2020年に発売されたクロスオーバーSUV「マツダ MX-30」もラインアップ。マツダ初の量産電気自動車設定があり、スポーティなデザインや観音開きのドアなど、個性際立つ車両だ。ミニカーでは、輸出仕様をモデルにしているため、左ハンドルとなっているのが特徴だ。
ポップなカラーバリエーションでも知られる「トヨタFJクルーザー」は、当初日本では販売されない海外専用車だった。しかし、ユーザーからのリクエストに応え2010年から日本でも販売された車両。1960~1964年に製造されたランドクルーザー・FJ40シリーズをモチーフとしたレトロなデザインが特徴である。FJ40シリーズ由来の白いルーフもミニカーへと忠実に反映されている。
そして日産の定番スポーツカー・GT-Rもミニカーに!
「2022 NISSAN GT-R NISMO」は、最新型となる2022年型の「NISSAN GT-R NISMO」がモデル。標準車とは異なる前後のバンパー形状や、大型のリアウイング、そしてGT3レーシングカーを彷彿とさせるフロントフェンダーのエアダクトなど、NISMO仕様の特徴である装備を忠実に再現している。
それぞれの実車を忠実に再現し、精巧なギミックを備えた「マッチボックス ジャパンシリーズアソート」。新旧の日本車のミニカーたちから、お気に入りを見つけてほしい。
【マッチボックス ジャパンシリーズ アソート 製品概要】
発売日:2022年10月上旬から
対象年齢:3才以上
サイズ(ケース):W7.9×D3.8×H3.8 cm
メーカー希望小売価格:各440円(税込)