全長12mで2億円!スーパー”キャンピング”カーを激写してきた~アソモビ2022 レポート番外編~
8月6~7日に幕張メッセで開催された、クルマとアソビを融合させたイベント「アソモビ2022」。詳細なレポートは別記事にお任せするとして、この番外編では驚愕の超高級輸入キャンピングカーを激写してきたので紹介しようと思う。装備や内装の豪華絢爛ぶりをご覧あれ。
別荘のような内装から床暖房、エコトイレまで
2022年8月6日~7日の2日間、幕張メッセで開催された、「クルマ×アソビ(趣味)」のライフスタイルを探し出せる総合モビリティイベント「アソモビ2022 in Makuhari」が行われた。会場ではキャンピングカー、関連するキャンプ道具、ペット用品等の展示に加え、電動キックボードなどの最新モビリティの試乗が催された。その中にはグランピングカーやモーターホームといった高級輸入車の展示もあった。それらの豪華絢爛な装備を写真とともに紹介。
ドイツ製の全長12m、2億円のモーターホーム
今回会場で目を引いたのは、KABE JAPANから参考出品されたメルセデス・ベンツの大型トラック、アクトロスをベースにしたドイツ製モーターホーム「Concorde Centurion 1200 GST」だ。全長が約12mあり、車両の中央部分の左側が駐車時にはせり出して、車内空間が広くなるスライドアウトが備わる。さらに車体後部にフィアット500を収納できるスペースまであるのだ。残念ながら内装を見ることは叶わなかったが一流ホテル並みに仕立てられているとのこと。参考出品のため会場では価格が表示されていなかったが取材したところ、おおよそ2億円くらいとのこと。全長とともにお値段も超ド級のモーターホームだった。もちろんフィアット500は別売りです。
床暖房、エコトイレ装備のスウェーデン製
ほかにもKABE JAPANからは、スウェーデンのキャンピングメーカーKABEが、メルセデス・ベンツのバン(スプリンター等)をベースにした3台を展示。同車の特徴は床暖房システムを備えていることだ。このシステムにより、冬でも快適なキャンピングカーライフが楽しめる。
またTravel Master Imperial i910 QBとTravel Master Royale x880 LQBの2台はトイレに「シンデレラ燃焼トイレ」というものが装備されている。これは排泄物をガスで燃焼させて肥料に変える焼却炉式のエコトイレ。使用前に便器内に専用紙をセットする手間があるものの、水も使わず臭いも無く衛生的で、掃除は700回使用ごとにフィルターを交換するくらいとのこと。
そしてもう1台のVan 690 LB 2WDは、サイドオーニングを装備している。そのサイドオーニングの下にあるスライドドアは開口部を大きくとってあり、そこにキッチンを設えている。つまりキッチンに立つと、一般住宅のカウンターキッチンのようにサイドオーニング内が見渡せるようになっており、調理中の車内からテーブルを囲む家族や友人たちの顔を見ることができる。
スライドアウトが両側にあるフルコンバージョンタイプ
WOT’Sが展示した2台のアメリカ、ティフィン製モーターホームは、フルコンバージョンと呼ばれるタイプのもので、車体の両側に前後2ずつ計4つのスライドアウトを装備している。このスライドアウトによってリビングスペースやベッドルームの幅が広くなる。広くなったリビングスペースには4人くらい並んで座れそうな大型レザーソファーや40インチテレビ、3ドア冷蔵庫等が並び、ゆったりとくつろげる空間となる。さらにシャワールームではなく浴槽まであるユニットバスが設置されており、もはや別荘と呼べそうなくらいの豪華装備だ。
ちなみにお値段は2022年型の33BRが5940万円、2017年型の31BRが2950万円。いつか、こんなモーターホームで優雅な旅をしてみたいものです。
今回紹介したキャンピングカー、モーターホームの詳細な写真は
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