東名高速Uターンラッシュを回避する時間帯がわかった! 綾瀬付近最大35kmの渋滞回避方法
NEXCO中日本は、2022年お盆期間の渋滞予想を発表した。E1東名高速(上り)では8月14日に綾瀬スマートIC付近で激しい混雑が見込まれている。その渋滞の回避方法を紹介しよう。
14日、綾瀬スマートIC付近を先頭に30kmの渋滞予想
NEXCO中日本は、2022年のお盆期間〔8月10日(水)〜8月16日(火)〕における渋滞情報を発表した。渋滞予測の発表は新型コロナ感染拡大以降初めてで、今年は全国的に外出規制が緩められていることからも、過去2年間より激しく混雑する見込みだ。渋滞のピークは下り線が8月11日(木・祝)と13日(土)。上り線が8月14日(日)と予測されている。
中でも長い渋滞が予想されるエリアの一つが、E1 東名高速道路(上り)の綾瀬スマートIC(インターチェンジ)付近で、最大35kmの渋滞が発生する見通しだ。同社によれば、御殿場IC → 横浜町田IC区間を走行する場合、渋滞のピークは8月14日の14~22時。通過にかかる時間は渋滞がない場合に比べ、約3倍の1時間50分と見込まれている。
そのためNEXCO中日本では、当該エリアを走行するドライバーに渋滞のピーク時間の移動を避け、交通量の少ない時間帯での利用を呼びかけている。以下は、混雑が予測される日時、そして渋滞回避するための推奨時間だ。
渋滞を避けるおすすめの時間帯とは?
<お盆期間中、特に長い渋滞発生が予測される区間>
【道路名】
E1東名高速道路(上り)
【渋滞発生箇所】
綾瀬スマートIC付近
【渋滞ピーク日時】
8月14日(日)14時~22時
ピーク時間前後の昼12時~深夜0時台にも渋滞が発生する予想のため、注意が必要だ。
【ピーク時渋滞長】
35km
【渋滞を回避するための推奨時間】
・深夜0時~昼12時
・ピークの翌日8月15日の深夜1時以降
渋滞減少のポイントは譲り合い?
東名高速(上り)綾瀬スマートIC付近から発生する渋滞は、付加車線から車線数が減少する合流地点での速度低下によるものだ。この付近は元々頻繁に混雑が見られたが、2022年7月に混雑緩和のための付加車線(一部区間のみ増やした車線)が完成し、渋滞の大幅な減少に成功した。しかし、付加車線が終了し車線数が減少する合流部で速度が低下し、新たな渋滞の発生につながっている。NEXCO中日本では、渋滞の発生を防ぐためにも、車線数が減る合流部付近では、積極的に譲り合ってスムーズな合流を心がけるよう呼びかけている。
なお、事故や天候等によって道路状況は変化する。当該道路を利用予定のドライバーは、最新の道路情報や渋滞情報を、リアルタイムで発信する下記サイトをお出かけの計画に役立ててほしい。
・NEXCO中日本
https://www.c-nexco.co.jp
・どらトラ
https://www.drivetraffic.jp/
・日本道路交通情報センター
https://www.jartic.or.jp