中央道は最大45kmの渋滞! 8月11日午前中がピーク。お盆期間の渋滞予測と回避方法。
NEXCO東日本は、2022年お盆期間の渋滞予測を発表した。E20中央道で特に激しい渋滞となるのは、8月11日(木・祝)で、下り線の相模湖IC付近を先頭に、最大45kmの渋滞が見込まれている。
相模湖IC付近を先頭に最大45kmの渋滞予想
NEXCO中日本は、2022年お盆期間〔8月10日(水)〜8月16日(火)〕の渋滞予測を発表した。今年は3年ぶりに全国的に外出規制が緩和されたこともあり、大規模な渋滞が各地で発生すると予想され、渋滞のピークは、下り線が8月11日(木・祝)、13日(土)。上り線が8月14日(日)となる見込みだ。
特に激しく混雑すると予測されるエリアの一つが、E20 中央自動車道(下り線)の相模湖IC(インターチェンジ)付近。相模湖ICを先頭に最大45kmの渋滞が発生する見通しだ。
同社が発表した渋滞予測によれば、高井戸IC → 相模湖IC区間を走行する場合、渋滞がない場合の所要時間は約35分なのに対し、渋滞がピークに達する朝の5時~9時に走行する場合は、約4倍の2時間15分を要するという。
NEXCO中日本はドライバーに渋滞のピーク時間を避け、交通量の少ない時間帯での利用するよう呼びかけている。以下は、混雑が予測される日時、そして渋滞回避するための推奨時間だ。
<お盆期間中、特に長い渋滞発生が予測される区間>
【道路名】
E20 中央自動車道(下り線)
【渋滞発生箇所】
相模湖IC付近
【渋滞ピーク日時】
8月11日(木・祝)朝5時〜9時頃
午前5時に急激に渋滞が発生し、午前9時までピークが続く。午前10時から徐々に混雑が緩和されていくと予想される。
【ピーク時渋滞長】
45km
【渋滞を回避するための推奨時間】
・午前0時~午前5時以前。または午後17時以降〜午後24時。
渋滞を発生させない方法とは?
当該エリア付近で渋滞が発生する原因は、サグによる速度低下だという。サグとは、道路が下り坂から上り坂に変わる部分のこと。サグ部ではドライバーが無意識のうちに速度を低下させてしまうことで渋滞が発生しやすくなるのだ。相模湖ICの2km手前付近にはサグがあり、この地点から渋滞が発生すると予想されている。そのためNEXCO中日本では、当該地点に標識を設け、道路が上り坂に切り替わる際には周りの車に気をつけ速度低下に注意するよう呼びかけている。
なお、事故や天候等によって道路状況は変化する。当該道路を利用予定のドライバーは、最新の道路交通情報や、渋滞予測情報を、リアルタイムで発信する下記サイトをお出かけの計画に役立ててほしい。
・NEXCO中日本―交通情報
https://www.c-nexco.co.jp/jam
・どらトラ
https://www.drivetraffic.jp
・日本道路交通情報センター
https://www.jartic.or.jp