第1回クルマ川柳大賞の優秀作品を発表!コロナ禍の暮らしを詠んだ句も。
くるくらは、カーライフをテーマにした川柳をTwitter上で募集した第1回『クルマ川柳大賞』を開催。クルマと共に生活する中で見たもの、聞いたもの、感じたことを、五・七・五のリズムで表現したユニークな川柳が約400句寄せられた。その中から選出された優秀作品3句をご紹介しよう。
第1回クルマ川柳大賞の優秀作品を発表!
『クルマ川柳大賞』は、クルマの運転中にクスッと笑ったこと、ほっこりしたこと。はたまた、怒ったことや悲しかったことなど、クルマと共に生活する中で見たもの聞いたもの、感じたことを五・七・五のリズムで表現する川柳大賞。2021年8月25日12時~9月22日13時に開催された第1回では、応募総数395句が寄せられた。
厳正な審査の結果、選出された優秀賞の3句をご紹介しよう。
車より 皿を洗えと 怒る妻
【選者のコメント】
コロナ禍で、おうち時間が増え、家事の総量も増加しています。皿洗い、ゴミ出し、洗濯物たたみなど優先度の高い家事は多いのです。それに比べれば、洗車作業なぞは一種のリクリエーションみたいなものかもしれません。身につまされる一句です。
俺の歌 ハモってくれる 人ができ
【選者のコメント】
シンクロナイズド・シンギング♪ 俺が歌うメロディに違う音程がついてくる、幸せ! 生きててよかった感がジーンと伝わってくる作品です。
知らぬ間に バイパスできてた 里帰り
【選者のコメント】
自粛期間があったりして、里帰りもしばらくぶりなのかもしれません。故郷の風景が変わってしまうのって、虫がいいのかもしれないけどすごく寂しいものです。時の流れの無常さにリアリティを感じる一句でした。
※くるくら公式Twitterアカウント「@kurukura_jp」をフォローの上、ページTOPにある対象のキャンペーンツイート(固定ツイート)を引用リツイート。引用リツートのコメント欄にカーライフをテーマにした川柳とハッシュタグ「#第1回クルマ川柳大賞」を投稿したユーザーの中から、選者によって優秀作品が選出された。
第1回クルマ川柳大賞の総評
クルマ川柳大賞の選考をしたのは、フリーライターで編集者の「机上亭空論(きじょうてい・くうろん)」 氏。JAFの機関誌『JAF Mate』に掲載されていた企画「クルマ川柳」の企画立案者で、20年以上に渡り選者を務めた人物。机上亭空論氏から今回の応募作品に対しての総評は以下の通り。
【机上亭空論さんの総評】
今回の第1回クルマ川柳大賞ですが、世情を反映し、コロナ禍の社会とクルマ生活をテーマにした作品一色に塗りつぶされるかと予想しておりました。ところが寄せられた約400句の川柳は意外なほど幅広いテーマで寄せられ、その意味では予想を裏切られました。ただ、コロナ禍とクルマ生活を扱った作品は、視点の斬新さと切実さの点で優れた表現のものが多かったように思います。
第1回クルマ川柳大賞の募集期間は、新型コロナウイルスの感染者数が急増した第5波のさなか。公共交通機関での密を避けるためクルマユーザーが増えたという世相を反映し、「密」、「ディスタンス」といった言葉を使った句も寄せられたという。一方、運転あるあるや、交通法規、クルマとの思い出など、クルマと暮らすドライバーの日常が垣間見える句も沢山あったそうだ。Twitterの検索窓から、ハッシュタグ「#第1回クルマ川柳大賞」を調べると、さまざまな句を見ることができるので、そちらも是非、ご覧あれ。
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