東京オリンピック 開閉会式の交通規制。新国立競技場周辺、首都高などで通行止め。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会が2021年7月23日~9月5日にわたって開催される。同大会の開催に伴い、競技会場周辺や関係者の輸送ルートなどでは大規模な交通規制が行われる。本記事では、開閉会式の交通規制について詳解しよう。
東京オリンピック・パラリンピックの交通規制
東京都と公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(大会組織委員会)は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(東京オリンピック・パラリンピック)の開催に伴う交通規制の区間を発表した。
東京オリンピック・パラリンピックは、7月23日~9月5日にわたって開催。それに伴い、7月19日~9月5日(8月10~23日は除く)の期間において、競技会場周辺や関係者の輸送ルートなどでは大規模な交通規制が行われる予定だ。東京オリンピック・パラリンピックの開催期間中は、一般車両の交通に加えて大会関係車両の交通が増加するため混雑が予想される。大会組織委員会は、交通規制区間の迂回や、出発時間の変更など、混雑緩和に協力するように呼びかけている。
今回は開閉会式の交通規制について詳解したい。
オリパラ開閉会式の交通規制
東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式は、オリンピックスタジアム(東京都新宿区、新国立競技場)において下記の日程で実施される。
【東京オリンピック・パラリンピック開閉会式日程】
オリンピック開会式:7月23日(金・祝)
オリンピック閉会式:8月8日(日・祝)
パラリンピック開会式:8月24日(火)
パラリンピック閉会式:9月5日(日)
それに伴い、オリンピックスタジアム周辺、首都高速、東京オリンピック・パラリンピック選手村(東京都中央区)において交通規制が実施される。
オリンピックスタジアム周辺の交通規制
開閉会式に伴うオリンピックスタジアム周辺の交通規制は、7月23日、8月8、24日、9月5日の昼間~深夜にかけて青山通りを中心に実施予定。
※各交通規制の詳細時間は後日公式サイトで発表される。
【オリンピックスタジアム周辺の交通規制(開閉会式)】
青山通りエリア
・南青山三丁目交差点~赤坂見附交差点:全面通行止め
・表参道交差点~南青山三丁目交差点:片側通行止め(渋谷方面は居住者車両等のみ通行可)
・赤坂見附交差点~三宅坂交差点:片側通行止め(皇居方面は通行可)
外苑東通りエリア
・千日坂以南~青山一丁目交差点:全面通行止め
外苑西通り、神宮前エリア
・四谷四丁目交差点~オリンピックスタジアム北側:全面通行止め
・東京体育館交差点以南:車両進入禁止(居住者および業務車両のみ通行可)
首都高速の交通規制
首都高速の開閉会式に伴う交通規制は、7月23日、8月8、24日、9月5日の昼間~深夜にかけてC1 都心環状線を中心に実施予定。なお、大会期間中、首都高では6~22時の時間帯において、マイカー等の利用料金が1000円上乗せとなる。
※各交通規制の詳細時間は後日公式サイトで発表される。
【首都高の交通規制(開閉会式)】
①西新宿JCT
・4号新宿線(上)から都心方面:通行止め
※都心方面へは初台で降りて一般道を利用
・4号新宿線(上)からC2 中央環状線(西池袋線、湾岸線方面):通行可
②大橋JCT
・3号渋谷線(上)からC1 都心環状線・竹橋JCT:通行止め
※都心方面へは池尻で降りて一般道を利用
・3号渋谷線(上)からC2 中央環状線(西池袋線、湾岸線方面):通行可
③浜崎橋JCT
・1号羽田線(上)から芝公園方面:通行止め
※芝公園方面へは芝浦で降りて一般道を利用
・C1 都心環状線(外)から芝公園方面:通行止め
※芝公園方面へは銀座もしくはD8 東京高速道路・新橋で降りて一般道を利用
④有明JCT
・11号台場線(東行き):通行止め
※都心方面へは9号深川線を利用
・B 湾岸線(西行き)から銀座方面:通行止め
⑤竹橋JCT
・5号池袋線(上)から霞が関方面:通行止め
・C1 都心環状線(内)から霞が関方面:通行止め
選手村周辺の交通規制
選手村周辺の開閉会式に伴う交通規制は、7月23日、8月8、24日、9月5日の昼間~深夜にかけて実施される。
※各交通規制の詳細時間は後日公式サイトで発表される。
【選手村周辺の交通規制(開閉会式)】
・晴海三丁目交差点~月島警察署前交差点:全面通行止め
・晴海大橋南詰交差点~晴海三丁目交差点:片側通行止め(豊洲方面は通行可)
・勝どき陸橋交差点~豊洲市場前交差点:全面通行止め
・旧青果門前交差点~勝どき陸橋交差点:片側通行止め(銀座方面は通行可)
このように開閉会式期間における交通規制は大規模であるため、影響は多岐にわたることが予想される。車で出かける予定がある人はあらかじめ迂回ルートを確認し、出発時間の変更などを考えておきたい。なお、一部の路線バスでは運行スケジュールの変更や運休の場合もある。同期間中に、交通規制箇所の周辺を移動する場合は電車を利用するなどして車の使用を控えるのが無難だろう。