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最終更新日:2021.09.23 公開日:2021.09.23

菰田潔のなるほど運転レッスン(第18回)|安全な一時停止

こんにちは、菰田潔です。私と一緒に『今さら人に聞けない運転の基本』を動画でおさらいしてみませんか? ひとつひとつチェックしていけば、きっといまより運転がうまくなりますよ! 連載第18回は、安全な一時停止について解説します。

解説=菰田潔

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停止線の位置には重要な意味がある。まずは停止線で必ず止まろう

 見通しの悪い交差点では、停止線で止まっても周りが見えない。これでは一時停止をする意味がないと思うかもしれません。しかし、それは間違い。交差している道路を通行する側にとっては、停止線で止まらないで出てくる車は大変な脅威となるのです。

 一時停止で止まらず、そのまますっと出てくると、交差してくる車両側は、そのまま出てきてぶつかってしまうのはないか、という恐怖感を覚えてしまい、とても怖いです。一時停止の線の位置には、重要な意味があるのです。

停止線で止めた後は、ゆっくり前進し、二度止めて確認

 しかし、停止線で止まったからといって、それですべて安全かというと、そうでもありません。停止線からでは、安全が十分に確認できないという場合が多いのです。

 そこで、一度、車の先端を停止線に合わせて止めた後に、交差する道路から見えるように、車の先端が少し出たところまで進んでもう一度止めます。さらに、目視で左右の安全確認ができるところまで少しずつ前に出て、左右が見える位置にきたら三度目の停止を行い、安全確認を確実に行うようにします。

1.車の先端を停止線に合わせて一旦停止しましょう

2.車の先端が少し出たところでもう一度車を止めましょう

3.目視で左右の安全確認ができるところまで少しずつ前に出て車を止めましょう

<プロフィール>
菰田潔(こもだ・きよし)

多くの運転講習会で講師を務めるモータージャーナリスト。その理論的で分かりやすい教え方から”プロフェッサーこもだ”とも呼ばれることも。

※この記事は2013年7月に公開した動画を元に再編集したものです。

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