菰田潔のなるほど運転レッスン(第9回)|ミラーの合わせ方
こんにちは、菰田潔です。私と一緒に『今さら人に聞けない運転の基本』を動画でおさらいしてみませんか? ひとつひとつチェックしていけば、きっといまより運転がうまくなりますよ! 連載第9回は、ミラーの合わせ方について解説します。
ルームミラーの中心に車の中心を合わせましょう
運転が苦手な方の多くは、自分の車の周囲の様子が分からないから苦手、ということがあります。周囲の様子を、目視とミラーで常に確認しつつ走ることができれば、苦手意識をずいぶんと軽減できます。ミラーを上手に使って楽しく走りましょう。
はじめに、正しいドライビングポジションに合わせます。正しいドライビングポジションについては、運転レッスン第3回をご覧ください。
ルームミラーは、ミラーに直接触るのではなく枠を持って動かします。まずは上下方向を合わせます。直接上下に動かすとなかなか調整しづらいので、少し横にずらしながら合わせましょう。さらに、左右方向は後ろのヘッドレストや窓枠を見ながら、ミラーの中心に車の中心がくるように合わせてください。
他車との距離感をつかみやすくしましょう
ドアミラーは、自分の車がミラーの内側のところに映るように調整します。少し自分の車が映っていると隣の車がどれぐらい離れているのかわかります。
そして、水平線がミラーの中で2/3ぐらいの位置で、少し地面が多く、空が少ないという状態に合わせると、後ろの車と自分の車との距離感がつかみやすくなります。
<プロフィール>
菰田潔(こもだ・きよし)
多くの運転講習会で講師を務めるモータージャーナリスト。その理論的で分かりやすい教え方から”プロフェッサーこもだ”とも呼ばれることも。
※この記事は2013年7月に公開した動画を元に再編集したものです。