運転免許更新の有効期限3か月延長が拡大。対象者は2021年3月31日の人まで。
全国の都道府県警察は、新型コロナウイルス感染症対策として、運転免許証の有効期限3か月延長の対象者を、更新期限が2021年3月31日の人まで拡大することを決定した。これまでの対象者は2020年12月28日の人までだった。
延長措置の対象者が2021年3月31日まで拡大。
全国の都道府県警察は新型コロナウイルス感染症への対応として、運転免許証の更新手続き窓口に人が集中することを避けるため、運転免許証の有効期限を3か月延長できる措置を2020年3月から行っていた。これまでは2020年12月28日までに有効期限を迎える人が対象だったが、2021年3月31日に有効期限を迎える人まで対象とすることが、12月7日、警察庁から発表された。
これまでにも警察庁は対象の拡大を数回行ってきたが、ついに3か月延長の対象者は2020年3月13日から2021年3月31日までとなり、1年を超える追加措置となった。
延長・更新手続きは事前予約などで混雑緩和に協力
運転免許証の有効期限を3か月延長するには、自動で延長されるわけではなく、所定の手続きが必要だ。手続き方法は、運転免許センターや警察署の窓口に申し出る、もしくは必要な書類を郵送するという2つの方法がある。その手続きについては、警察庁WEBサイト「新型コロナウイルス感染症対策(免許関係)ウェブページ」に、各都道府県警察の免許関係のWEBサイトへのリンク一覧が準備されているので、該当する都道府県警察の情報を参照してから行おう。
また、3か月延長や更新の手続きで、運転免許センターや警察署へ訪れる際は、事前予約や混雑状況を確認してから向かいたい。マスクの着用はもちろんのこと、入場者制限を設けていることもあるので、屋外での待機も想定した服装(防寒)や雨具などの準備も忘れずに。
警察庁「新型コロナウイルス感染症対策(免許関係)ウェブページ」
(https://www.npa.go.jp/bureau/soumu/corona/link_corona_pref_dl.html)