シン・エヴァンゲリオン×クルマの特設コラボサイトが開設
阪神高速道路とホンダは、2020年6月27日に公開される映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」とコラボした特設サイトを、それぞれで開設。阪神高速道路は「阪神高速2020計画」、ホンダは「CIVIC×EVANGELION」というもので、両サイトからさまざまなコンテンツが「サービスサービスぅ!」で公開されている。
ついに完結!「シン・エヴァンゲリオン劇場版」
エヴァンゲリオンは、1995年に放送が始まったテレビアニメで、放送終了後もコミック・映画、ゲームなどさまざまなメディアで展開された作品だ。「人は何のために生きるのか?」という普遍的なテーマを中心に据えながらも、複雑に絡み合う人間関係と謎めいた世界観が交差するストーリーは、観た人に大きなインパクトを与えた。その世界観に対する感想や推察はアニメファンのみならず、アーティストや学者までもが加わり、社会現象と呼べるムーブメントに発展。
そして2007年からはテレビシリーズの総監督である庵野秀明によりリビルド<再構築>された映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」が公開。その後は続編である「:破」「:Q」が公開され、今回は完結となる第4作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が公開される。2012年に公開された前作「:Q」から8年ぶりの新作であり、そしてテレビシリーズの初放送から25年間紡いできた謎めいた世界観の終幕を飾る作品だ。
舞台は2010~30年代だが、スクリーンには新旧の名車が駆け抜ける
2010~30年代を舞台とするエヴァンゲリオンには、さまざまな乗り物が登場する。その多くは、敵である使徒と戦うための兵器や、それを運ぶための輸送手段である。しかし、劇中には時折、マニアックなスポーツカーが登場する。その1つが、テレビシリーズの第1話と新劇場版:序の冒頭に登場するアルピーヌルノーA310だ。スクリーン上では、レストアされたばかりでローンがまだ多く残っているという設定のA310だが、敵への攻撃で発生した爆風のあおりを受けて早々に大破してしまう。その他にもフェラーリ328、マツダ コスモスポーツなどがスクリーンを駆け抜けている。
そして今回公開となる「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の冒頭にもクルマたちが登場する(冒頭は昨年のイベントで公開)。舞台はパリの街で、ほんの少しだがプリウスやルノーメガーヌ、カングーなどの姿が映し出されている。劇場公開された際には、その姿を確認してほしい。
阪神高速6号大和川線全線開通と、エヴァ公開を記念したコラボ
阪神高速道路は、6号大和川線が3月29日(日)16時に全線開通することと、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」公開を記念したコラボ企画「阪神高速2020計画」を、3月23日から8月31日まで実施する。
6号大和川線の源流となる「都市計画」と、エヴァンゲリオンのテレビシリーズ初放送は、同じ1995年にスタートしている。同じ時代を歩みつつ、同じ2020年に「開通」と「完結」を迎えることから今回のコラボとなった。
その特設サイトでは、すでにエヴァンゲリオンに登場する人気キャラクターの声優を起用したオリジナル15秒CMが公開中。今後もさまざまなコンテンツを展開する予定だ。
特設サイト「阪神高速2020計画」https://www.hanshin-exp.co.jp/eva-yamatogawa2020/
シン(新)シビックとシン・エヴァのコラボプロジェクトが始動
ホンダは1月にマイナーチェンジした新シビックハッチバックと「シン・エヴァンゲリオン劇場版」がコラボする特設サイト「CIVIC×EVANGELION」を開設した。現在は、主役キャラクターであるシンジ、アスカ、レイとシビックが競演するスペシャル動画を公開中だ。また今夏には「シン・アオヤマ作戦」という企画も予定されているが詳細は未定。
特設サイト「CIVIC×EVANGELION」https://www.honda.co.jp/CIVICEVA/