オートサロンやコミコンで注目されたスパイダーマン×ダイハツのコンセプトカー。やっぱりかっこいい!
東京コミコン、東京オートサロンで注目を浴びていた、世界的人気キャラクター「スパイダーマン」をデザインしたコンセプトカーをご存じだろうか。国内外のファンから支持を集めている注目のカスタムをご紹介しよう。
MARVELファン垂涎のカスタムカー。
2020年1月10日(金)~12日(日)まで開催されていた「東京オートサロン2020」のダイハツ工業ブース内で、ひときわ注目を集めていた車両がある。世界的有名ヒーロー「スパイダーマン」とコラボしたコンセプトーカー「タントカスタム MARVEL スパイダーマンVer.」だ。
タントのボディ全体にびっしりと施されたラッピングは、原作コミックの”コマ”。遠目でも目立つデザインに、多くの来場者が足を止め記念撮影をしている姿があった。
株式会社ダイハツビジネスサポートセンターの営業・商品事業部 グループリーダー、目加田氏は「コンパクトカーをもっと楽しく、をテーマに企画しました」と語った。
初披露は2019年11月に開催された「東京コミコン2019」で、海外ファンからも大注目されたそう。そしてなんと、同イベントではMARVELコミックス編集長のC.B.セブルスキー氏もブースに立ち寄ってこのコンセプトカーの写真を撮っていったのだとか。
ところで、なぜ数あるヒーローキャラクターの中から「スパイダーマン」が選ばれたのだろうか。目加田氏に聞くと、「ダイハツの持つ『地域(ローカル)に深く根ざす企業』というブランドイメージと、ニューヨークというひとつの街を守るヒーローであるスパイダーマンはぴったりだったのです」と教えてくれた。
目加田氏は、同社のダイハツ×初音ミクの企画も担当している。こうした人気キャラクターとクルマのコラボレーションの狙いについて聞くと、若い世代などクルマへの関心が薄いと思われる層に、例えばスマホケースのようにクルマもさまざまな着せ替えができる存在であることを知ってもらう狙いがあるのだという。
内装もスパイダーマンカラー!こだわりが光る。
「タントカスタム MARVEL スパイダーマンVer.」は、内装も赤と青のスパイダーマンカラーで統一されていた。ヒーロースーツをイメージして作られたシートやステアリングカバーの色味は、何度もカラーリングを調整し「車のインテリア」として目にうるさくなりすぎないようにこだわった箇所なのだとか。その結果、スパイダーマンのイメージを損なうことなく、シックで高級感もある色味が実現したそうだ。
ダイハツ×MARVEL限定グッズとロゴマークがSo Cool!
株式会社ダイハツビジネスサポートセンターでは、MARVELとスパイダーマンの世界観を楽しむことができるカーアクセサリー・グッズも多数開発している。
タイヤ跡が印象的なマークは、MARVEL×ダイハツのオリジナルロゴだ。モノクロのシックな色合いがクールなこちらのロゴのグッズには、ステアリングカバー(4,510円/税込)やティッシュカバーケース(3,250円/税込)、シートベルトパッド(2,530円/税込)がある。これらののアクセサリーはスパイダーマンカラーでも展開されている。(各同価格)
どちらの世界観をマイカーに取り入れるかはオーナー次第という、ワクワク感がたまらないラインナップは、ダイハツビジネスサポートセンターのオンラインストア「DBC STORE」(https://www.dbsc.co.jp/lp/)で購入が可能だ。
今回展示されたコンセプトカーと同デザインのグッズも現在監修中らしいので、今後のグッズ展開からも目が離せない。
国内外のファンからの支持を集めている「タントカスタム MARVEL スパイダーマンVer.」は、残念ながら現在では商品化の予定はないそうだ。
しかし、今後もモーターショーや関連イベントでの展示予定があるそうなので、実物を見たい人は要チェックだ。