HondaGO BIKE RENTALのサービス開始。映画「天気の子」Ver. スーパーカブに乗れる!
2020年4月6日、ホンダはバイクレンタルサービス「HondaGO BIKE RENTAL(ホンダゴー・バイク・レンタル)」を開始した。原付一種から大型二輪まで、さまざまなモデルのレンタルが可能。なんと、映画「天気の子」に登場した限定モデルもラインナップされている。
気軽にバイクを楽しめるレンタルサービス。「HondaGO BIKE RENTAL(ホンダゴー・バイク・レンタル)」
ホンダは2020年4月6日、バイクレンタルサービス「HondaGO BIKE RENTAL(ホンダゴー・バイク・レンタル)」を開始した。同社は2019年に、二輪市場活性化プロジェクトとして「HondaGO(ホンダゴー)」をスタート。今回新たに開始された「HondaGO BIKE RENTAL」は、このプロジェクトの一環として、「もっと気軽に、もっと身近に」をキーワードに掲げている。バイクに興味関心がある人が、実際に触れて乗れる機会を増やしていこうという取り組みである。既存のホンダ正規取扱店で、車両本体はもちろんのこと、ヘルメットやライダースジャケット等の装備品レンタルが可能。保険や補償プランもあり、準備や費用面に関するハードルを下げる狙いがあるそうだ。取り扱いモデルは原付一種(50cc)から大型二輪まで、さまざまなモデルが取り揃えられている。2020年6月末までには、取扱店舗数を約250店舗に拡大予定だという。なお、バイクレンタルの利用には、同サービスのWebサイトにて会員登録(入会費・年会費無料)が必要。
【HondaGO BIKE RENTAL概要】
取扱店:全国ホンダ正規取扱店239店 ※2020年4月現在
予約方法:「HondaGO BIKE RENTAL」Webサイト会員マイページから予約
レンタル内容:車両本体及び装備品類(ヘルメット、ライディングジャケット、グローブ、胸部プロテクター) ※胸部プロテクターは無料
プラン内容:SHORTプラン(2時間)/4時間プラン/8時間プラン/24時間プラン/LONG GOGOプラン(55時間)
映画「天気の子」ver. スーパーカブ110のレンタルが可能。
そのスーパーカブが、ホンダのバイクレンタルにおいてラインナップされているのはもちろん、特筆すべきは、市場未販売のオリジナルピンクのスーパーカブ110もレンタル可能だということだ。このモデルのカラーリングは、人気監督、新海誠氏が手がけた映画「天気の子」劇中にのみ登場する架空のものだ。当然実在はしていなかったが、2019年9月~10月に開催されていた「天気の子展」では、世界に一台のスーパーカブ110「天気の子」ver.として忠実に再現されて展示された。その限定モデルが量産され、本サービスではレンタルして乗れるというのだ。
主人公の帆高が世話になる事務所所長の姪・夏美の愛車として登場したこの車両、実は塗装開発番号も「723(ナツミ)」になっている。この遊び心と愛情を感じられる仕掛けには、ファンであれば思わずニヤリとしてしまうことだろう。現在市販予定は無いという。
現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、装備品類のレンタルを全店舗で自粛しているほか、一部店舗ではレンタル受付時間の短縮や、車両レンタルの自粛を行っている。詳細については、各店舗詳細画面、予約画面にて確認が可能だ。
25日に緊急事態宣言が解除されたこともあり、徐々に新型コロナウイルスの猛威が収束に向かっていることを実感できるようになった。もちろん、まだ油断できない状況ではあるが、日常が戻ってきた時には、ぜひ「天気の子」ver. スーパーカブでツーリングを楽しんでみたい。