高速道路SA・PAで電子マネーが増加中。利用可能な電子マネーを紹介
NEXCO西日本は管内のサービスエリア・パーキングエリアで利用できる電子マネーに、Suica、PASMOなどの交通系電子マネーとnanacoが4月下旬から加わることを発表した。7月下旬にはiDとQUICPay+も利用可能となる。そこで全国のSA、PAで利用できる電子マネーを紹介しよう。
NEXCO西日本のSA・PAで使える電子マネーの種類が増加
NEXCO西日本と西日本高速道路サービス・ホールディングスは、管内のサービスエリア(以下SA)とパーキングエリア(以下PA)において、4月下旬から利用できる電子マネーの種類を増やすことを発表した。これまで利用可能だった楽天Edy、WAONに加えて、交通系電子マネーのKitaca、Suica、PASMO、toica、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけんと、nanacoが4月下旬から加わる。また7月下旬からは、後払い式のポストペイ型電子マネーであるiDやQUICPay+も利用可能となる。
交通系電子マネーは売店などのPOSレジで利用でき、nanacoとポストペイ型電子マネーはPOSレジとレストラン・フードコーナーなどの券売機でも使える。
なおPayPay、LINE Pay、楽天Payなどのバーコードを読み取るQR決済については、導入検討中と発表された(SA・PAにあるコンビニエンスストアなどの一部のショップでは、QR決済を導入しているところもある)。
高速道路SA・PAで進むキャッシュレスの波
近年は高速道路のSA・PAでの決済方法の多様化が進んでいる。今回のNEXCO西日本より一足先に、さまざまな電子マネーを導入しているNEXCO東日本、中日本のSA、PAで利用できる電子マネーについても、以下にその種類をまとめてみた。
なおNEXCO東日本のSA・PAの一部のショップでは、QR決済にも対応。NEXCO中日本のSA・PAの一部のショップでは、NTTドコモのdポイントが利用可能なところもある。
NEXCO東日本で利用できる電子マネー・QR決済
電子マネー:楽天Edy、WAON、nanaco、iD、QUICPay+
交通系電子マネー:Suica、PASMO、Kitaca、toica、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん
QR決済:PayPay、LINE Pay、R Pay、d払い、Alipay、WeChatPay、OrigamiPay、メルペイ、auPay
※NEXCO東日本が発表した2019年8月1日時点の情報より
※各SA、PA内のショップやサービスによって利用できる電子マネー・QR決済の種類が異なります。詳細は右記をご参照ください。https://www.driveplaza.com/sapa/shisetsu_service/e_money/
NEXCO中日本で利用できる電子マネー
電子マネー:楽天Edy、WAON、nanaco、iD、QUICPay+
交通系電子マネー:Suica、PASMO、Kitaca、toica、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん
※各SA、PA内のショップやサービスによって利用できる電子マネーの種類が異なります。詳細は右記をご参照ください。https://sapa.c-nexco.co.jp/special?id=881
交通系電子マネーと事業者一覧
「Kitaca」北海道旅客鉄道株式会社
「Suica」東日本旅客鉄道株式会社
「PASMO」株式会社パスモ
「TOICA」東海旅客鉄道株式会社
「manaca(マナカ)」株式会社エムアイシーおよび株式会社名古屋交通開発機構
「ICOCA」西日本旅客鉄道株式会社
「SUGOCA」九州旅客鉄道株式会社
「nimoca」西日本鉄道株式会社
「はやかけん」福岡市交通局