【東京モーターショー2019】今年も開催のグルメキングダム!全14店舗を徹底紹介
「グルメキングダム」は、「食を通じて日本を元気に!」を合言葉に活動しているグルメブロガー軍団「食べあるキング」がプロデュースするグルメイベントだ。イベントでは各ジャンルに精通した食べ歩きのプロが厳選した有名店やイベント限定店の絶品グルメが一堂に会する。前回、前々回のショーでも好評を博したこのイベントが、今年再びモーターショー内で開催されるとのことで、わくわくが止まらない。本記事では、総合プロデューサーのフォーリンデブ はっしーさんに聞いたおすすめメニューと、その実食感想を交えてご紹介しよう。
今年も東京モーターショーで開催される注目グルメの祭典「グルメキングダム」。まずは、今回のイベントで出店されるお店とメニューを一挙にご紹介しよう。
肉の匠 将泰庵/飲めるハンバーグ(1,000円)
A5ランク黒毛和牛を、肉の形状がなくなりクリームのようになるまで二度挽きして作られているというハンバーグ。まさに「飲める」ほどスムースなのだそう。
肉汁がこぼれないようにと、片栗粉をまわりにまぶしている。そのおかげでトロトロとした食感も増すのだという。口の中に入れると広がる肉汁と、「噛む」というより舌で「押しつぶす」感覚が新しい、メディアでも話題のハンバーグだ。
【東京モーターショー限定メニュー】
飲めるハンバーグWチーズデミグラス(1,100円)
店舗の通常メニューでは「チーズデミグラス」が提供されている。”W“ということはチーズが2倍?もしかしたらデミグラスも合わせて2倍?モーターショーでしか味わえない贅沢な「飲めるハンバーグ」に期待が高まる。
焼肉 芝浦/芝浦オールブラックカリー(1,200円)
一枚の肉から注文できるという、こだわりの焼肉店の裏メニューが登場。
「焼肉の名店ならではの、肉の旨味を味わえるカレーとメンチカツです」と、はっしーさんおすすめの一品。カレーの上に乗ったメンチカツは、黒毛和牛や黒豚といった肉の質や鮮度にこだわった焼肉店ならではの食材で作られているそうだ。
がっつり派にも嬉しいメンチカレーを食べて、午後への活力にしよう。
【東京モーターショー限定メニュー】
ブラックビーフのローストビーフカレー(2,400円)
「ブラックビーフ」ということは、おそらくこちらも「黒毛和牛」が使用されているのだろう。素材へのこだわりが高い「焼肉 芝浦」が手がけるローストビーフは、肉の旨味がぎゅっと詰まった絶品に違いない。
焼肉割烹 岩崎健志郎/健志郎サガリステーキ丼(1,000円)
「サガリ」とは牛の横隔膜にあたる部位のことだ。同じく横隔膜にあたるハラミよりも希少で、より柔らかな肉質が特徴なのだとか。その希少部位のサガリを、低温で丁寧に調理したステーキ丼は柔らかでジューシー、赤身の旨味をとことん楽しめそうな一品だ。
店舗では提供されておらずイベント限定のメニューのようなので、ぜひこの機会に味わってみたい。
【東京モーターショー限定メニュー】
健志郎シャトーブリアンステーキ丼(15,000円)
一頭の牛からわずか2kg程度しか取れないという希少部位、かつ高級肉のシャトーブリアン。野外イベントでお目にかかれるとは驚きだが、その価格にもたまげた。最高級の肉を使用しているためイベントメニューとしては高価格だが、モーターショー限定メニューなので食べてみたい。そんな時には、グループの人たちで割り勘をしてみるというのはいかがだろうか。
巨牛荘/和牛プルコギ焼うどん(1,000円)
多くの焼肉通にも人気の焼肉店からは、人気のプルコギが提供される。秘伝の醤油ベースの甘辛タレに漬け込んだ、和牛カルビのプルコギ。肉汁で仕上げられた焼うどんは、肉の旨味を吸った味わい深さが楽しめそうだ。
特別価格とのことで、店舗で食べるよりもお得に楽しむことができるのも嬉しい。
【東京モーターショー限定メニュー】
和牛プルコギ丼(1,200円)
プルコギはご飯とも相性抜群だ。プルコギの肉汁がご飯にしみこんでいたら、それは丼好きにもたまらない一品のはず。
最後の一粒まで美味しくいただけるだろう。
麺屋宗/金色香味塩らぁ麺(900円)
数々のラーメンイベントやランキングで1位を獲得した名店の塩ラーメンが登場。同店は「らぁ麺」と表現しており、鶏と魚介の旨味と塩のブレンドが奥行きの深い味わいなのだとか。
出汁の旨味をしっかりと感じられつつもスッキリとした塩の味わいが魅力とのことだ。さまざまなイベントで毎回行列が途絶えない注目の一品だ。
【東京モーターショー限定メニュー】
トリュフ香る金色香味塩らぁ麺(1,100円)
大人気の塩らぁ麺に、「黒いダイヤ」とも呼ばれる高級食材のトリュフがトッピングされた限定メニューだ。
同店によると、日本一の塩らぁ麺と高級食材という贅沢な組み合わせが楽しめるのは東京モーターショーだけなので、ラーメン好きの方はお見逃しなく。
郭 政良 味仙/台湾ラーメン(800円)
名古屋のご当地グルメとして名高い台湾ラーメンの元祖と言えば「味仙」だ。ひき肉とニラ、ニンニクにたっぷりの唐辛子などがのったラーメンは、額に汗するほどに激辛だそう。
もちろん、辛いだけではなく鶏ガラスープの旨味も味わい深い。全国の辛党ファンから長く愛され続けている絶品は、空気の冷え込んできたこの時季には体を温めてくれそうだ。
【東京モーターショー限定メニュー】
台湾ラーメン スーパーイタリアン(超激辛)(1,200円)
「イタリアン?」とメニュー名に首を傾げた方もいるのではないだろうか。これは、名古屋で広まった独特の言い回しなのだという。
コーヒーの「アメリカン」の濃度が薄いことから、 “辛さ控えめ” は「アメリカン」、対して濃度の濃いエスプレッソ(イタリアンコーヒー)から “激辛” は「イタリアン」と称するようになったのだという。
辛さに自信のある方は、さらに “スーパー” が付いている台湾ラーメンをぜひ賞味してみてはいかがだろうか。
T’S-STYLE/ピッツァマルゲリータ(1,200円)
イタリア直輸入の新窯を使用して焼き上げた本格マルゲリータは、なんと累計販売数30万枚を超えるという大人気メニューだ。
新窯ならではの高温、短時間で焼き上げられた生地は、表面はさっくり中はもっちりしているのだとか。その上にのせられた、とろとろのモッツァレラとあわせて本格的な味わいを楽しめそうだ。
【東京モーターショー限定メニュー】
至高のマルゲリータブラータ(2,400円)
SNSでも話題になった「ブラータ」とは、表面を切ると生地の中から繊維状にしたモッツァレラと生クリームがあふれ出てくるチーズのこと。濃厚なミルクの風味が魅力なのだとか。
EFE KEBAB/ケバブサンド(700円)
ケバブグランプリで3年連続優勝店のケバブサンドは、一番おいしく食べられる厚さにケバブがカットされている。肉の仕込みからソースまでこだわり、マリネードされたケバブはジューシーで柔らか、一度食べたら病みつきになるのだとか。
ランチ休憩に、片手にケバブを持ちながら午後に回るブースのチェックをするのも良いのではないだろうか。
【東京モーターショー限定メニュー】
ヨーグルトソースのビーフケバブ(900円)
ヨーグルトはもともと、トルコ語で同語を意味する「ヨーウルト」が語源だ。そして、トルコはヨーグルト発祥の地。トルコ料理にはヨーグルトを使ったさまざまな料理がある。
だからこそ、ケバブとヨーグルトの相性だって抜群のはずである。マリネードされたビーフとヨーグルトの酸味は、すっきりとした後味が楽しめそうだ。
中華 味一/濃厚肉汁!背脂焼餃子(650円)
子供の頃に好きだった人気中華店「味一番」の味を継いでいきたい、そうして開店したのが「中華 味一」。創業以来その味を守り続け今や有名人も含めた多くの常連客がいる、メディアでも話題の人気店が初出店である。
名物のこの餃子は、自家製餡とモッチリした皮の餃子に、自家製背脂を添えて食べるという珍しいスタイルだ。餡にも練り込まれているという背脂と地鶏のスープがコクのある味わいなのだとか。
【東京モーターショー限定メニュー】
数量限定!辛ネギ背脂かけ焼餃子(850円)
ピリリと舌を刺激する辛さとネギの風味は、深いコクのある背脂や餃子との相性もばっちりの予感だ。
ネギのさっぱりとした風味がアクセントとなって、より味わい深く餃子を楽しめそうだ。
ジョンノハットグ/チーズハットグ(600円)
食べると中に入っているチーズがミョーンと伸びる様子がおもしろいと、SNSでも話題となったチーズハットグ。もともとは韓国のおやつの定番であるが、日本でのブームの火付け役となったお店が初出店する。
新鮮なモッツァレラチーズを、あつあつのうちに伸ばしながら食べる、テンションも上がりそうな一品だ。
【東京モーターショー限定メニュー】
Wチーズハットグ(700円)
チーズ好きの方は、モーターショー限定の “Wチーズ” ハットグを試してみてはいかがだろうか。
伸び方も “W(ダブル)” になるのか、または太くなるのか。結果はぜひ会場で実際に食べて知ろう。
華鳥/大鶏排(ダージーパイ)(800円)
台湾の夜市で定番かつ人気の「大鶏排」は、いわゆるビッグチキンカツのことである。鶏のむね肉を切らずにまるごと1枚揚げた、ボリュームたっぷりのジャンクフードだ。
さくさくの衣と肉厚でジューシーなむね肉が、口の中を幸せにしてくれそうだ。片手で食べられるので、会場間の移動中のお供にもおすすめかもしれない。
【東京モーターショー限定メニュー】
超激辛悪魔の大鶏排(900円)
地元 台湾では好みにあわせて、辛みパウダーを追加でかけて食べることも多いそうだ。そんな辛みパウダーを「悪魔」というほどまでに辛くして提供される大鶏排は、肉好きにも辛党にも挑戦的な一品だ。
たれかつ本舗 勝升/タレからあげ(600円)
創業以来使い続けている、特製香醋(こうず)は中国の伝統のお酢。それに魚介の旨味を加えた醤油ベースのタレが味の決め手か。確かに、たっぷりしみ込んだタレが、塩麹に漬け込んだジューシーなからあげとの相性も良さそう。
噛んだ途端に、口の中いっぱいにあふれ出す旨味をとことん楽しめそうだ。
【東京モーターショー限定メニュー】
SWEET CHILLたれから(600円)
揚げ物に甘辛のスイートチリは相性が良い。それは、エスニックが定番化してきたことで、知っている方も多いと思う。素材にもこだわっている勝升の絶品からあげとスイートチリの組み合わせが楽しめるのはファンにも嬉しい。
スイートチリとの組み合わせを試したことのない方も、ぜひこの機会に賞味してみてはいかがだろうか。
Yelo/パステルズ(かき氷)(850円)
かき氷カフェバーからは、その名の通りパステルカラーの見た目が可愛らしいかき氷が提供される。上にのっているカラフルなトッピングは香川県の伝統菓子あられの一種「おいり」である。
うす甘く軽い食感の「おいり」と、yelo特製のミルクソース、オリジナルシロップがかかったかき氷とのハーモニーはどんな感じなのだろうか。これは、見た目も味も楽しめそうだ。
【東京モーターショー限定メニュー】
チョコミント(850円)
シーズンメニューであるが、今回特別にモーターショーで提供することぬになった。ふんわりかき氷とチョコミントの組み合わせは、ひんやりさっぱりとした甘さが疲れた体を癒してくれそうだ。
利休抹茶本舗/もっちもち抹茶タピオカ(500円)
千利休の誕生の地である堺から抹茶とおもてなしの心を世界に広めたい、と創業された利休抹茶本舗。最高級抹茶を使用したタピオカドリンクで、グルメな方にも流行に敏感な方にも嬉しい。
はっしーさん曰く「抹茶は今世界中でも注目され人気が高まっています。今回はモーターショーということで、海外から来られる方も多いのでぜひ抹茶の美味しさを味わっていただけたら」とのこと。
日本の伝統と流行りのタピオカを同時に楽しめる、一度で二度おいしいスイーツだ。
【東京モーターショー限定メニュー】
利休抹茶パフェ(1,000円)
最高級の抹茶を使用したパフェ。ほんのりと広がる爽やかな抹茶の苦みはきっと上品な甘みを演出してくれることだろう。
スイーツもしっかり楽しみたい、という方にはボリュームもありそうな限定パフェをぜひおすすめしたい。
プレスデーにいち早くグルメキングダムを訪れた筆者は、幸運にもプロデューサーのフォーリンデブ はっしーさんにお会いすることができた。
興奮する気持ちをおさえつつ、突撃してみた。急なインタビューにもかかわらず、こころよく笑顔でおすすめメニューを教えてくださったはっしーさん。本当にありがとうございました。
そして、はっしーさんにおすすめされたメニューを、食べずにはいられなかった筆者。
カレー好きということもあり、「焼肉 芝浦」の「芝浦オールブラックカリー」を実食してきた。
イベントで出る料理は、メニュー写真より料理が少ないし具も小さい、という先入観を持っていた。しかし、盛られたカレーとメンチカツはなかなかのボリューム。
ぎっしり詰まったメンチは、肉々しく食べ応え充分だった。カレーにはほろほろと柔らかい牛肉もしっかりと入っていて、最後まで肉とカレールーのマリアージュを楽しむことができた。
ちなみに、グルメキングダムが開催されている西展示棟の屋上には、イートスペースとしてテーブルがずらりと設置されている。
この日は天気が良かったので、心地よい空気の中でゆっくりと食事をすることができた。
そして、実際に会場に行ってみて知ったのだが、「東京モーターショー限定メニュー」は、各ワゴンに貼られているメニューからは一見して判断しにくい。「限定」と記載がないところが大半だったので、うっかり限定メニューを逃したくない方には事前チェックをおすすめしたい。
新しく生まれ変わると注目の東京モーターショー2019、今年もグルメキングダムのおかげで味覚の満足感も期待できそうだ。