下北沢カレーフェス2019が開催!メニューや催事を紹介。
秋の訪れを感じる今日この頃。少し肌寒い気候に、スパイスの効いたカレーを食べて身体を温めたいという人も多いのではないだろうか。そんな時にピッタリなイベント「下北沢カレーフェスティバル2019」が開催される。気になるメニュー、催事を紹介しよう。
株式会社アイラブ(東京都世田谷区)と下北沢商店連合会は10月10日から10月22日までの13日間、下北沢にある142店舗のオリジナルカレーが楽しめる「下北沢カレーフェスティバル2019」を開催する。
下北沢カレーフェスティバルとは
「下北沢カレーフェスティバル」は、個性豊かなカレー店が多数集まっているカレーの街「下北沢」で開催される大人気のカレーイベント。昨年は、のべ12万人を動員した。
同フェスの面白いところは、普段カレーを扱っていない店舗でも参加できるところ。参加条件は、「カレーを使ったメニュー」だけなので、一般的なカレーライスに限らず、カレー蕎麦、カレーラーメン、カレーから揚げなども出品される。さらには、カレークリームソーダ、カレー燻製、麻婆カレーというような、聞いたことがない組み合わせのメニューもあるそうだ。
注目のカレーを紹介!
そんな下北沢カレーフェスティバル参加店の中から、注目のカレーを紹介しよう。
RojiuraCurrySAMURAI.下北沢店「特製合鴨ロースと野菜のカレー」 1,680円
北海道と関東を中心に17店舗を展開するスープカレーの有名店「RojiuraCurrySAMURAI.」は、下北沢カレーフェスのためにオリジナルメニュー「特製合鴨ロースと野菜のカレー」を提供。
北海道士別市、名寄市を中心とした契約農家から仕入れている新鮮な野菜を使用。美味しさを引き出すために野菜ごとに調理方法を変更しているというこだわりよう。特製タレに漬け込んだ合鴨ロースは柔らかくてジューシー。写真を見る限り野菜が20品目も入っていて、健康にも良さそうである。
Bar LOADED「自家製タルタルが旨い! 本格チキン南蛮カレー」
単品 800円、ミニカレー 500円、ドリンク付き 1,000円
今年で開店11周年を迎えた「Bar LOADED」からは「自家製タルタルが旨い! 本格チキン南蛮カレー」が登場。アットホームな落ち着く味のカレーにチキン南蛮がトッピングされているのが特徴。チキン南蛮は、宮崎県出身の店主が作る本格派。ジューシーな鶏モモ肉をカリっと揚げ、ゆで卵の食感が残るタルタルソースがかけられている。店長によると「辛さが好きな人には、激辛サルサのトッピングがオススメ」だという。
シモキタシュリンプ「海老カレーまぜそば with ライス」 1,100円
「シモキタシュリンプ」は、前菜からメインまでさまざまなメニューにエビを使用するエビ料理専門店。エビラーメンやエビ混ぜそばなど一風変わった料理もあってエビ料理好きからの注目を集めるお店だ。そんなお店がカレーフェスに提供するのは「海老カレーまぜそば with ライス」。名前からすでに想像の斜め上を行くメニューである。
プリプリとしたエビの入ったカレーは欧風で、スパイスの香りと共存するようにエビの旨味を感じる絶妙なバランスだという。中華麺と良く混ぜ合わせてから食べる珍しい一品である。ミニライス付きなので、麺もライスもどちらも楽しめる。
ビアバルFesta下北沢「牛すじビール煮『スパイシー』カレー」 1,000円 ミニカレー 650円
国内外のクラフトビールが楽しめるバー「ビアバルFesta下北沢」が提供するのは「牛すじビール煮『スパイシー』カレー」。同店で人気の定番料理「牛すじビール煮カレー」を同フェスのためにスパイシーにアレンジ。ビールでしっかりと煮込んだ牛すじ肉は、口の中でホロホロとほどけるほどに柔らかく、しみ出す牛肉の旨味とスパイスの香りを感じる美味しさだという。スパイシーなカレーとクラフトビールのハッキリとした苦み・香りが良く合いそうである。
ここで紹介したカレー以外にも、個性豊かなカレー142種類が提供される。フェス期間中は、さながらカレーのテーマパークとなるだろう。
スタンプラリーで賞品をゲット!
同イベントの公式キャラクター・カレーまんによると「今年で8回目ということで、数字の8から∞(無限)をキーワードに開催すルゥ〜! カレーを食べることだけではなく、ライブ、演劇、ショッピングなど街歩きを楽しみながら、カレーを食べてもらえる企画が盛りだくさん! たくさんの方と一緒に下北沢とカレーの魅力を体験すルゥ〜!」という。
毎年恒例のスタンプラリーでは、参加店舗でカレーやスイーツを食べたり、ショッピングをしたり、イベントに参加したりしてスタンプを集めることで、オリジナルグッズなどの賞品を手に入れることができる。スタンプ1個から先着で貰える賞品もあるのでお早めに。
名物パン店「アンゼリカ」が限定復活
2017年に惜しまれつつ閉店した下北沢の名物パン屋「アンゼリカ」のカレーパンが限定復活するのにも注目だ。
「アンゼリカ」からのれん分けをした「Cafeアンゼリカ」(長野県松本市)が、「アンゼリカ人気パン3点セット」500円(税込)を限定100セット出張販売する。パンセットの内容は「カレーパン」「みそパン」「TEAスコーン」。カレーパンは、看板商品であった「池波正太郎氏わたしが愛したスパイシーカレー 」「カレーパンスタンダード」のどちらかから選ぶことができる。完売次第終了なので、気になる人は早めに購入して欲しい。下北沢の観光スポットとして人気を博していた同店のカレーパンを懐かしむあまり、涙するファンもいるのではないだろうか。
他にもスタンプラリー、ミスカレーコンテスト、小田急線跡地広場の屋外飲食エリア「ぱくぱくパーク」でのダンス、音楽ライブ、演劇など、カレーでお腹がいっぱいになっても楽しめるコンテンツが盛りだくさんだ。
駅前で配布されるカレーマップを見ながら、個性豊かなカレーを求めて街を歩けばそこはまさにカレーのテーマパーク。スパイス薫る下北沢で食欲の秋を満喫してみてはいかがだろうか。
「下北沢カレーフェスティバル2019」開催概要
日時:10月10日(木)~10月22日(火祝)
※営業時間は、参加店の営業時間に準ずる
場所:下北沢周辺142店舗、下北沢駅前広場、小田急線跡地
開会式日時:10月10日(木)11:00~12:00
開会式場所:下北沢駅前広場
開会式出演者:保坂展人(世田谷区長)
松尾貴史(「般゜若(パンニャ)」店主)
一条もんこ(カレー・スパイス料理研究家)
山口哲二(小田急電鉄株式会社 カード推進部長)
カレーまん(ラッパー、下北沢カレーフェスティバル公式キャラクター)