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最終更新日:2019.04.26 公開日:2019.04.26

ゴールデンウィーク・イベント情報第2報! クルマ系展示施設、期間中に開いているのはココだ! 東北&北関東編

ゴールデンウィークのクルマ関連イベント情報をお届けする。今回は、期間中にオープンするクルマ関連の展示施設を取り上げる。

 第2報からは、ゴールデンウィーク期間中にオープンする全国のクルマ系展示施設を紹介する。まずは、東北3施設と北関東5施設の合計8施設を取り上げる。

ツカハラミュージアム(青森県八戸市)

 同施設は、トヨタカローラ八戸を中核とする塚原企業グループが運営する、クラシックカーミュージアムだ。半世紀前に同地で創業した故・塚原弘久氏が、「クルマを愛し、人を愛し、地域を愛する」という思いのもとに、1910年代から2000年代初頭までの国内外のヒストリックカー・旧車を長い時間かけて収集外見はもちろん、エンジンのパーツひとつに至るまで丹精込めて1台1台修復された約50台が展示されている

開館期間:4月28日(日)・29日(月・祝)、5月3日(金・祝)~6日(月・休)
開館時間:10~17時 料金:高校生以上500円(JAF会員優待あり)、中学生以下無料
所在地:青森県八戸市北インター工業団地4丁目2番地57号
駐車場:乗用車40台(無料)

東北大学 自動車の過去・未来館(宮城県仙台市)

 同館は、貴重なクラシックカーなどを同大学の学生や教職員に加え、さらには市民が見られるようにと、東北大学が2008年11月にオープンした無料施設だ。世界初の量産車フォード「T型」(1926年式)とその後継モデルの「A型」(1931年式)、そしてトヨタから寄贈を受けた2006年シーズンのV10・3000ccのF1用エンジンなどを展示している。同大学の機械系の学生と教職員によるボランティアチームがレストアを行い、動態保存されている。

開館期間:4月27日(土)~5月6日(月・休) 開館時間:8~20時 料金:無料
所在地:
宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-6 東北大学 青葉山東キャンパス内
最寄り駅:仙台市営地下鉄東西線・青葉山駅徒歩15分

オールドカーセンター・クダン(福島県楢葉町)

 同施設の立ち上げで中心的役割を果たした故・中岡栄三氏は自分で集める一方で、人から委託されるなどして30年余りの間に60台超のクラシックカーを収集。”老いたクルマのための養老院”という冗談から始まり、仲間や仲間や地元の福島県双葉郡楢葉町の協力を得て、1997年にオープンしたのが同施設である。旧車やヒストリックカーの展示施設は数あれど、クルマが余生を過ごすためというコンセプトは世界でも類を見ないであろう。

開館期間:4月27日(土)~5月6日(月・休) 開館時間:10~16時
料金:大人900円(JAF会員優待あり)、小中高校生600円
所在地:
福島県双葉郡楢葉町大字山田岡字仲丸1-45(楢葉南工業団地内)
駐車場:乗用車50台(無料)

池沢早人師・サーキットの狼ミュージアム(茨城県神栖市)

 1970年代、日本ではスーパーカーブームがあった。立役者となったのが、当時の週刊少年マンガ誌で連載されていた、池沢早人師(当時・池沢さとし)原作の『サーキットの狼』といわれている。そんな池沢氏のマンガ家活動40周年を記念してオープンしたのが同施設だ。主人公・風吹裕矢が劇中で搭乗した、ロータス「ヨーロッパ スペシャル」は、カラーリングや撃墜マークなどを再現。そのほかライバルたちが劇中で乗った1960~70年代のスーパーカーなど約20台が展示されている。

開館期間:4月27日(土)~5月6日(月・休) 開館時間:10~16時
料金:大人800円、高校生まで400円、未就学児無料(保護者同伴)
所在地:
茨城県神栖市息栖1127-26 駐車場:あり(無料)

那須クラシックカー博物館(栃木県那須町)

 避暑地として知られる那須高原の観光名所のひとつが同施設で、展示車両の一部のクラシックカーには乗車も可能だ。展示車両は4輪が約45台、2輪が約10台で、すべて欧米のクラシックカーというラインナップだ。また、2008年公開のハリウッド映画「スピードレーサー」(原作は日本のアニメ「マッハGoGoGo」)のプロモーションで作成された世界に10台しかない主人公の愛車「マッハ5」のデモカーも展示(横浜ゴム所有の1台)されている。そのほか、世界の警察のポリスハット、バッジ、パトカーナンバープレートなど500点を展示した、ポリスハットコレクションも必見だ。

開館期間:4月27日(土)~5月6日(月・休) 開館時間:9~16時
料金:大人1,000円(JAF会員優待あり)、小中高生600円、未就学児無料
所在地:栃木県那須郡那須町高久甲5705 駐車場:乗用車60台(無料)

那須PSガレージ(栃木県那須町)

 那須高原のもうひとつの旧車・ヒストリックカー展示施設だ。特徴は、映画に登場した架空の車両やそのレプリカ車なども展示していること。不定期に展示車両の入れ替えが行われるが、現在は『ワイルドスピード3』のマツダの3代目FD3S型「RX-7」、ボンドカーのアストンマーティン「ヴァンキッシュ」のレプリカ、『バットマン』の「バットモービル」(マイケル・キートン版とクリスチャン・ベール版)などが展示されている。カフェレストランなので、料金は1人1セット料理などを注文する方式もおもしろい。

開館期間:4月27日(土)~5月6日(月・休) 開館時間:11~17時
料金:カフェレストランで1人1セットメニュー(飲み物のみも可)を注文
所在地:栃木県那須郡那須町高久甲5755-7 駐車場:乗用車40台(無料)

魔方陣スーパーカーミュージアム(栃木県栃木市)

 同施設は、1928年にドイツ様式建築で建造されたJR両毛線・東武日光線の旧栃木駅舎が、取り壊しの際に移築されてエントランスとして使用されている。また施設名の”魔方陣”とは、スーパーカーの楽しみ方(見方)の提案として、3本の軸を意味している。まずわかりやすいのがボディの色。そしてメーカーごとの特徴。最後に製造年ごとの技術やデザインの流行というわけで、数学パズルの”魔方陣”(一度も同じ数字を使わず、どの方向に足しても同じ答えになるという内容)のような楽しみ方を提案できたら、という思いが込められているのだ。

開館期間:4月27日(土)~5月6日(月・休) 開館時間:10~17時
料金:大人(中学生以上)800円(JAF会員優待あり)、小学生300円
所在地:栃木県栃木市野中町553 駐車場:乗用車8台(無料)

伊香保おもちゃと人形自動車博物館(群馬県吉岡町)

 温泉として伊香保にある複合博物館で、合計15種類のミュージアムなどがある。クルマ系は『自動車博物館』を筆頭に、『ミニ ミュージアム』、『三丁目の夕日』、『イニシャルD 藤原とうふ店』、『ルート66ガーデン』の5種類だ。『ミニ ミュージアム』は、BMCの歴史的な名車「ミニ」が題材。『三丁目の夕日』では、60年代のアイコン的存在であるダイハツ「ミゼット」とホンダ「スーパーカブ」を展示。『イニシャルD 藤原とうふ店』は、伊香保にある主人公の実家を再現。「ハチロク」とFD3S型「RX-7」も展示されている。そして『ルート66ガーデン』は、米国を横断する国道66号をイメージしたガーデンだ。

開館期間:4月27日(土)~5月6日(月・休) 開館時間:8時30分~18時
料金:大人1,080円(JAF会員優待あり)、中高生860円、4歳~小学生430円
所在地:群馬県北群馬郡吉岡町上野田2145 水沢観音下
駐車場:乗用車200台(無料)

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