東名高速で「NISSAN GT-R」2020年モデルに試乗できるイベントが開催!
1969年に全線開通した東名高速は、5月26日で50周年を迎える。そして日産の名車である「スカイライン2000GT-R」と「フェアレディZ」も同年に誕生したクルマであり、同じく50年のアニバーサリーイヤーを迎える。そんな両者がタッグを組んだ試乗イベントの開催が決定した。
GT-R 50周年記念 東名高速道路試乗会
NEXCO中日本(名古屋市中区)と日産自動車(横浜市西区)は4月19日、東名高速道路全線開通50周年と日産の「NISSAN GT-R」、「フェアレディZ」の誕生50周年を記念した特別イベントの実施を発表した。
同イベントは5月25・26日に、東名高速・足柄SA(上)を発着点として、足柄スマートICから駿河湾沼津スマートICを折り返す約50kmのコースにおいて開催される体験試乗会。
特設の専用サイトにアクセスして登録・応募する事前予約制で、応募者多数の場合は抽選になるという。募集組数は23組(同乗者2名まで)。
高速道路上を走行する試乗会というだけで珍しいイベントだが、試乗できる車両も50周年にふさわしいプレミアムな車両。試乗車両はなんと「NISSAN GT-R」2020年モデルなのだ。
「NISSAN GT-R」2020年モデルとは
「NISSAN GT-R」2020年モデルは、日産ブランドの発信拠点であるNISSAN CROSSING(東京・銀座)で4月17日にお披露目されたばかりの車両である。妥協することなく「速さの質」を追求。加速やハンドリングに、これまで培ってきたレーステクノロジーを惜しみなく投入したという。
1台1台手組みされている419kW(570PS)/6800rpm、最大トルク637N・m(65.0kgf・m)/3300-5800rpmのV型6気筒DOHCツインターボエンジンを搭載。「NISSAN GT-R NISMO」で採用されてきたターボ高効率化技術「アブレダブルシール」が採用されている。同技術は、レース用ターボチャージャーに多く使用され、吸入した空気の漏れを最小限にすることで、コンプレッサーの効率化を実現。ドライバーの加速意図に即座に応えるレスポンスを発揮するというもの。
また、街乗りからサーキットまであらゆるシーンにおいて最適なギヤを選択し、コーナリング時のエンジンパフォーマンスをより堪能できるように、Rモード専用の「アダプティブシフトコントロール(ASC)」のシフトスケジュールをよりアグレッシブに設定。例えば、コーナー進入時のブレーキングでは、積極的に低いギア段を選択。より鋭いコーナー進入と同時に、再加速時の駆動レスポンスを向上させるという。
さらに、ブレーキは従来よりも軽い踏力で制動力が立ち上がるようにブースター特性をチューニング。ブレーキ初期の効き感を向上させ、短いストロークで効きが立ち上がるコントロール性の良いブレーキを実現したそうだ。
ちなみに、同車の価格は1063万1520円~1253万9880円。発売は6月の予定。なかなか手の出る価格ではない上に、発売前に試乗できる機会は珍しい。さらに高速道路で試乗できるというプレミアムな機会なので、抽選倍率はかなり高くなりそうだ。試乗会の詳細は下記を参照のこと。
GT-R 50周年記念 東名高速道路試乗会 開催概要
■ 実施日程:2019年5月25日(土)・26日(日)
■ 実施時間:10:00~18:00(予定)
■ 試乗場所:E1東名 足柄SA(上り)の発着で、足柄スマートICから駿河湾沼津スマートICを折り返す約50kmの試乗コース。
■ 募集人数:23組(2日間合計)事前予約制
■ 試乗車両:「NISSAN GT-R」2020年モデル
■ 応募方法:専用募集サイト(http://www2.nissan.co.jp/EVENT/GTR/50th)から応募。
募集人数が多数となった場合は抽選。
■ 応募期間 2019年4月24日(水)~5月5日(日・祝)
※試乗車両が変更となる可能性あり。
※試乗は年齢35歳以上で普通自動車運転免許取得1年以上の方に限る。
※同乗者は6歳以上、2名まで後席に同乗可能。