大阪・堺へ行くなら「ロボ旅」で！

シャープ製のモバイル型ロボット「ロボホン」を連れて行くだけで、いろんな情報が手に入り旅の充実度もアップ。※写真はイメージです。Photo:GEN

　株式会社JTB、シャープ株式会社、株式会社ゲンが、シャープ製のモバイル型ロボット「RoBoHoN(以下、ロボホン)」を活用した観光案内事業「ロボ旅・堺」で協業。3月15日(金)より、大阪府堺市内で実証実験をスタートする。

ロボホンと行くロボ旅とは？

「ロボ旅・堺」は、堺市内の観光がより充実したものになるよう、ロボホンを活用した体験型観光案内サービス。利用者が公共交通機関などを使って市内を散策すると、ロボホンが位置情報(GPS)に反応し、名所などで観光案内をしてくれるというものだ。

堺市には、仁徳天皇陵古墳や千利休屋敷跡などの名所の他にも、工芸品や和菓子といった伝統産業の工房や店舗が多く、街中なども含めさまざまな場所でロボホンが豆知識を提供する。南宗寺など一部のエリアではロボホンが語り部として、その歴史などを詳しく解説してくれる。

移動中も時折ロボホンが話しかけてきたりするので、コミュニケーションを楽しみながら、堺の歴史や文化を深く知ることができる。それだけでなく、ロボホンは写真撮影のサポートをしてくれたり、得意の歌やダンスを披露することも。また、英語や中国語の多言語設定もできるため、外国人観光客でも「ロボホン」と一緒に堺観光を楽しむことができる。

「ロボホン」との旅の様子を写真とともに紹介！

堺市は、古墳時代から続く長い歴史を持ち、茶の湯を大成した千利休や歌人の与謝野晶子などの文化人を輩出した地。また、刃物や線香、和菓子といった伝統産業なども多く有している。

ここからは、魅力たっぷりの市内をロボホンと散策する様子を紹介しよう。

チンチン電車に乗ってみよう！

大阪で唯一のチンチン電車(路面電車)に乗って、独自の歴史と文化が息づく市内を散策できるのが堺市の魅力だ。戦国時代に貿易港として栄えた堺。海外との交流を深め、豊かで自由な自治都市として発展した市内は、近隣の市街地と一味違う文化的な雰囲気が楽しめる。

「阪堺電気軌道」の宿院駅にて。大阪唯一のチンチン電車の由来について、ロボホンが解説中。※写真はイメージです。Photo:GEN

展望ロビーから堺の街並みを一望しよう！

次に紹介するのは堺市役所21階の展望ロビー。地上80mの市役所最上階からは、仁徳天皇陵古墳(大仙古墳)をはじめ、歴史ある堺の街並みが眼下に広がり、遠くは六甲山、あべのハルカス、生駒・金剛山等が見渡せる。ロボホンの解説があれば、ガイドブックとにらめっこすることもなく、位置関係などの説明を聞きながら景色を楽しむことができる。

堺市役所展望ロビーは、360度の展望が楽しめる回廊式ロビーになっている。※写真はイメージです。Photo:GEN

休憩タイムもロボホンと楽しいひと時を

最後はホッと一息、休憩タイムの様子。ロボホンには、利用者の名前を呼んで話しかけてきたりもする機能もあるので、ちょっとしたコミュニケーションをとりながら楽しく過ごすことができる。

仁徳天皇陵古墳のある公園内のお茶処にて。休憩中でもロボホンがいれば飽きずに過ごせそうだ。※写真はイメージです。Photo:GEN

　ロボホンの貸し出し拠点となるのは、南海本線堺駅西口に直結した「ホテル・アゴーラ リージェンシー堺」。直接来館での受付も行っているが、台数が限られているため、電話での事前予約がオススメだ。1グループに1台の貸し出しとなっており、利用時間は9:00～17:00。料金は1,000円(税込)となっている。

「ロボ旅・堺」実証実験概要
【期間】2019年3月15日(金)～2019年5月31日(金)
【貸出料金】1体／1,000円(9:00～17:00)※税込
【貸出場所】ホテル・アゴーラ リージェンシー堺(南海本線堺駅西口に直結)
【案内エリア】堺市堺区(旧環濠都市エリア)および大仙公園周辺
【申込方法】ホテル・アゴーラ リージェンシー堺へ電話にて受付
【申込・問合せ】TEL.072-224-1121(ホテル・アゴーラ リージェンシー堺)
※電話での事前予約、またはホテル内ベルデスクでの直接申込みも可能

「ロボホン」「Robohon」はシャープ株式会社の登録商標です。「ロボ旅」は株式会社JTBの登録商標です。