ホンダ、年内に量産型EVを発売へ! 3月のジュネーブ・モーターショーでプロトタイプを初披露
ホンダは1月23日、3月5日から開幕するジュネーブ・モーターショーで、新型EV(電気自動車)のプロトタイプを世界初披露すると発表。ワールドプレミアに先立ち、1枚のスケッチを公開した。
ホンダEVの幕開け
2025年までにヨーロッパにおける新車の売上高の3分の2を電動車両にする計画を進めているホンダ。今回発表する新型EVは、2019年内の量産化を前提としたプロトタイプであり、同社の本格的なEV事業参入に向けてアイコンとなる1台だ。
3月のジュネーブ・モーターショーでの発表に先立ち公開したスケッチは、初代シビックを彷彿とさせるレトロなデザインで、2017年に登場した「アーバンEVコンセプト」への明確なリンクを強調している。
プラットフォームはEV専用のものを新規に開発。FCVや、PHEVとして販売されている「クラリティ」の派生型ではないという。海外の自動車メディアによれば、3ドアではなくより実用性を重視した5ドアのテストカーが頻繁に目撃されているようだ。
車両のスペックに関する情報は、ジュネーブ・モーターショーの開幕までお預けだが、この1枚のスケッチだけで心がワクワクしてしまう人も多いのではないだろうか? EVでクルマはコモディティ化するって!? いや、少なくともこのクルマに限っては、最近のどのホンダ車よりもキュートだ。