凄いカスタムのジュークがオートサロンに出展
なんでもあり感満点の自動車ショー「東京オートサロン」(千葉県・幕張メッセ、会期1月11日~1月13日)。そこに日産が出展する「ジューク」はまさに何でもありなカスタマイズが施されている。日産からは他にも大坂なおみコラボモデルなど多数出展予定だ。
日産は1月11日から13日まで千葉県の幕張メッセで開催される「東京オートサロン2019」に出展するが、そのコンセプトカーが凄い。
なかでも飛び切り凄いのが「JUKE Personalization Adventure Concept」(写真上)だ。ベースの「ジューク」は2010年に発売された、スタイリッシュなデザインのコンパクトSUV。デビュー当初はそのデザインから若者向きの車と見られていたが、扱いやすい車体サイズと眺めのいいアイポイントがシニア層にも受け入れられた。そんなジュークだが、今回の出展車両では、本来タイヤがあるべき場所になんと「クローラ」を装着している。日産が「レスキューの走破性を想起させる」としているそのクローラ仕様にするため、巨大なオーバーフェンダーが付く。これにより同社の言う「俊敏な操作性が実現」するのかは分からないが、少なくとも雪降る中、道なき道をぐんぐん進んでいく姿は想像できる。
このジュークの他に注目なのが、昨年9月に日産のブランドアンバサダーに就任した、プロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手とのコラボレーションモデルだ。「X-TRAIL + Naomi Osaka Concept」(写真上)は、日産の人気SUV「X-TRAIL」がベースで、大坂選手が選んだマットブラックにゴールドをあしらったデザインを採用。日産では「上質でスタイリッシュな空間を演出するプライベートカーに仕立てた」コンセプトカーとしている。
”大坂モデル”はこれだけではない。日本が世界の誇るスポーツカー「GT-R」の「大坂なおみ選手 日産ブランドアンバサダー就任記念モデル」も市販車両として出展する。アンバサダー就任会見時に「GT-Rが大好き」とした大坂選手に日産がGT-Rをプレゼントしたのがきっかけで誕生したモデルだ。「GT-R Premium edition」をベースに、大阪選手が選んだボディーカラー3色とインテリアカラー3色を購入者が自由に選べる設定となっている。
日産ではこれらモデルの他、「NISSAN LEAF NISMO RC」(写真上)や「NISSAN FORMULA E」(写真下)などのレーシングカーと、カスタマイズブランド「AUTECH」のコンセプトカーなどを多数出展。同社開発者によるトークショーも開催予定だ。
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