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最終更新日:2018.09.14 公開日:2018.09.14

「マジックインキ」が「ふりかけ」に? ご当地限定ペンタイプふりかけ。

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「マジックふりかけ」の見た目は、マジックインキにとても似ていて、筆記具と一緒におくとペンにしか見えない。

 株式会社ヘソプロダクションは9月11日、油性マーキングペン「マジックインキ」型のふりかけ、「マジックふりかけ」を発売すると発表した。

マジックインキとは?

 「?」のマークと「どんなものにもよく書ける」でお馴染みの油性マーカー「マジックインキ」は、寺西化学工業株式会社が1953年に発売した、日本で最初の油性マーキングペン。紙はもちろん、ガラス・プラスチック・布・皮・木材・金属・陶器など、 どんなものにもよく書け、速乾性・耐水性に優れている筆記具として今なお販売が続くロングセラー商品である。

 ヘソプロダクションは、そんな「マジックインキ」とふりかけの筆記具の常識を打ち破る異色コラボを実現。どんなものにもよく書けるならぬ、どんなものにもよく掛ける、「マジックふりかけ」となって新登場する。

ペンタイプふりかけって何?

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ペンタイプなので振りかけやすく、省スペースなのもいいところ。学校や職場のデスクに置いても違和感がない。

 見た目はマジックインキそのまま。ペンケースに入れていたら、間違えて字を書きそうになってしまいそうだ。本体からキャップを外すと、マジックインキならばインクのしみ込んだ芯のある部分に、なんとふりかけが入っている。ペンを振ると、オリジナルな味のふりかけが出てくるのである。お馴染みの油性マーカーから出てくる魔法のふりかけはまさに驚きのマジック!価格は680円(税抜)。

気になる味は?

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関西シリーズは全9種類。各地の名産やご当地グルメの味を楽しむことができる。

 第一弾として販売されるのは関西シリーズ。バリエーション豊かな全9種類の味をラインナップし、関西の土産店舗・バラエティショップなどで販売される。
 
【関西シリーズ】(全9種類)
 大阪限定:たこやき
 大阪限定:串カツ
 神戸限定:カレー
 神戸限定:餃子
 和歌山限定:梅干し
 京都限定:桜
 京都限定:七味唐辛子
 滋賀限定:しじみしぐれ煮
 淡路島限定:ローストオニオン

なぜマジックがふりかけに?

 ヘソプロダクションの担当者に、「マジックふりかけ」誕生のいきさつを尋ねてみると、「ふりかけを使用した何か面白くて新しい食品を企画できないかと悩んでいたとき、会社の備品を発注するためカタログを見ていました。すると、マジックインキのページが妙に気になり、ペンから「ふりかけ」が出てきたら、持ち運びも便利で、周囲も驚き、子どもも大人も楽しめるまさに魔法(マジック)なふりかけができるのでは」と発想した。

 思いついたはいいが、文具・事務用品の製造販売メーカーが食品を扱うこと、安全性やブランドイメージの保全、マジックペンに見える容器の開発など問題は山積みだったとのこと。また、マジックらしいカラーバリエーションを実現するために、さまざまなバリエーションが考えられるご当地シリーズに行きついたという。

 さらに、「デザインもバランスをとるのが難しくて、何度も迷走しましたが、色褪せないマジックと同じく、色褪せない心を持って商品を実現化できてよかったです」と語ってくれた。

 また、実際に使ってみて「いつでもどこでも持ち歩けるので重宝してます!人を驚かせるのが好きなので、このマジックふりかけがあれば、みんなが笑顔で驚いてくれて、ランチの時間も夜の飲み屋でも人気者になれます。皆に写真撮られまくりのSNS映え、まさに魔法のふりかけです!」と雄弁かつユーモアに溢れ商品の魅力を教えてくれた

 今後は、関東、九州エリアのご当地限定、水族館などの施設限定マジックふりかけシリーズの発売を予定しているという。そして、年内に「ふりかけ」ではない、どんなものにもよく掛ける⁉「マジック〇〇」の発売を予定していることも教えてくれた。今度はどんな「マジック〇〇」で驚かせてくれるのか期待したい。

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